”ドバイ”という都市の名前は知っていても、どこの国あるかはご存じでしょうか？

ドバイは中東のアラブ首長国連邦（英語名：UNITED ARAB EMIRATES）にあります。英語の頭文字をとってU.A.Eと表記される事もあります。アラブ首長国連邦は、ドバイをはじめ、首都の アブ ダビ、シャルジャ、アジマン、フジャイラ、 ウンム アル クワイン、ラス アル カイマの７つの首長国で一つの国を形成しています。アラビア海に面し、オマーン、サウジアラビアと国境を接しており、国土の大半は砂漠です。アラブ首長国連邦の全体の面積は北海道とほぼ同じ。ドバイに限って言うとほぼ埼玉県と同じ広さです。

以前は砂漠を遊牧しながら生活をするベドウィンや沿岸部で漁業を営む人々が暮らしていましたが、１９５８年にアブダビで石油が発見されると、石油で得た豊富な資金をもとに急激な発展を遂げ、またたく間に世界有数の大都市になりました。

公用語はアラビア語ですが、居住者の約8割が外国人であるドバイでは英語の通用度も高いです。道路標識などはアラビア語と英語で表記されておりますし、ホテルのインフォメーションやレストランのメニューなどのほとんどが英語表記がされています。

ドバイは交通網が発達しており、個人旅行であっても不自由なく移動や観光をすることができます。

【タクシー】

２４時間営業のため、深夜や早朝に到着、出発する場合でも空港と市内の移動にご利用いただけます。ドバイで最も活用できる移動手段と言えるでしょう。

【ドバイ・メトロ】

ドバイ市民の足でもある、最新技術が詰まった無人運転の鉄道です。レッド・ラインとグリーン・ラインの２路線があり、空港にも直結しています。日本に比べ車内マナー（飲食や居眠りの禁止、持ち込める荷物のサイズにも制限があるなど）が厳しいですので、ご利用前に確認をしておきましょう。

【ドバイ・トラム】

ドバイのビーチスポットでもあるドバイ・マリーナエリアを走る路面電車です。

【路線バス】

空港から市内へ向かう路線をはじめ市内バスが運行されています。バスの前面には路線番号と行き先が表示され、冷房付きの快適で清潔なバスです。また、市内のバスステーションからはドバイからアブダビなどへの各首長国行きのバスも数多く運行されています。