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2017年は建国150年! カナダの歴史とおすすめ観光スポット
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海外旅行としても人気のカナダですが、2017年には建国150年という歴史的な歳を迎えます。
2017年の旅行先としても注目されるカナダ。
せっかく行くのであれば建国150年の歴史を知ってから行ってみてはいかがでしょうか?
ここでは、魅力あふれるカナダの歴史をご紹介します。
マルチカルチャーの国・カナダの成長
現在のカナダは世界で第2位の面積を誇る、大きな国です。
しかし、人口は3500万人ほどであることから、豊かな自然に囲まれた国であることがよくわかります。
カナダは昔から移民を多く迎え入れていた経緯があり、現在では日本からも留学先やワーキングホリデー先としてよく選ばれています。
そのためマルチカルチャーの国とも呼ばれるほど、さまざまな国籍の人が滞在することもカナダの特徴です。
前歴から植民地時代、そして独立
カナダの始まりは、まだ氷河期で陸続きだったころにさかのぼります。
先住民は4万年前に新大陸に渡ったインディアンだとされており、この時代は『ファーストネイションズ』と呼ばれています。
その後15世紀に西欧史上でカナダを発見したとされるのが、イタリア人探索家のジョン・カボットとフランス人探索家のジャック・カルティエです。
16世紀になるとフランスが植民地・ヌーベルフランスを設立しますが、アメリカに植民地を広げていたイギリスとの対立が激化します。
対立の結果1763年のパリ条約によってイギリスの植民地として、約100年に渡りイギリスの支配下に置かれることとなるのです。
独立のきかっけとなったのは1812年の米英戦争です。
その後1885年に大陸横断鉄道が完成し現在のカナダが誕生します。
第一次世界大戦後には外交権が認められ、カナダとしての独立を果たしました。
2017年は国立公園が無料!
カナダには47の国立公園があり、建国150年を迎える2017年1月1日から12月31日の1年間は、すべての国立公園を無料で開放することが決まりました。
国立公園のほかに168の国定史跡と4つの国立海洋保護区も、同様に無料で入場可能になります。
『プリンスエドワード島』や『バンフ国立公園』などの国立公園は、今までも旅行先としてよく選ばれており、"カナダに行ったら外せない”と言われるほどです。
ほかにも『ウォータートン・レイク国立公園』など世界遺産に登録されている国立公園もあり、カナダの大自然を体で感じることができるスポットは多くあります。
カナダの自然を満喫できるこの機会を狙って、旅行を計画する人も増えるでしょう。
2017のカナダでは、国立公園などの無料化だけでなく、多くのイベントも催される予定です。
「海外旅行に行こうと思うけど、どこに行こうか迷っている」という場合はぜひカナダへ行ってみてはいかがでしょうか?