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海外旅行先でのお土産選びに注意! 日本への持ち込みNGの品物
最終更新日
海外旅行先での楽しみの1つがお土産を選ぶことですよね。ただ、お土産を選ぶ際に注意していただきたいことがあります。
お土産はものによっては、税関を通る際や検疫カウンターで没収される可能性があります。
理由は主に関税法やワシントン条約で日本国内に輸入してはいけないものが定められているからです。
持ち込んでしまうと没収されるだけでなく、罰金などの処罰の対象になることもありますので、こういったリスクを回避するためにも、持ち込みNGになるお土産の品目をチェックしておきましょう。
①偽ブランド品、コピー品
偽ブランド品・コピー品について関税法では「特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、回路配置利用権又は育成者権を侵害する物品 」と定義されています。
最近では海賊版DVDなども対象として取り締まられることがあるようですが、主に海外で有名高級ブランド品を購入して、税関で取り締まられるという事態が起こりやすいようです。
これらが税関で見つかってしまうと没収・廃棄されてしまいますので、ブランド品を購入する際は以下のことに気をつけましょう
● 極端に値段が安い商品
● 保証書の記載内容
● 直営店ならではのアフターサービスがあるかどうか
②植物や食品
下記の植物や食品は日本への持ち込みが制限、あるいは禁止されています。
日本国内に存在しない病原菌が持ち込まれないようにするための、水際対策の一環なのです。
● 生の果実や野菜、土がついた植物
● 肉類(ソーセージやハム、ベーコンも含む)
肉類は海外で発生している家畜の病気を国内に持ち込まないようにするために、検査証明書つきのものしか国内に持ち帰ることはできません。
またパイナップル、ドリアン、ココナッツ、植物の種などは持ち帰ることはできますが、肉類同様、入国する際の税関検査の前に輸入検査を受けなければなりません。
③ワシントン条約で規制されているもの
ワシントン条約とは「絶滅の恐れのある野生動物の種の国際取引に関する条約」です。
この条約に調印している国では、ワシントン条約で取引が規制されている以下のものは、お土産として国内に持ち帰ることができません。
● トラやジャガーなどの毛皮
● ワニやヘビなどの皮革製品
● カメやワシ、トラなどのはく製
● 象牙やべっこう製品
購入した後に規制対象の品であるとわかった場合は没収・廃棄処分されてしまいます。
洋服やバッグなどの毛皮を多用する服飾品の買い物を楽しみにしている方は注意しましょう。
せっかく選んだお土産を検疫カウンターあるいは税関で没収されるのは悲しいことですし、空港であまり良くない思い出を残すことは避けたいですよね。
今回挙げたものはあくまでも一部です。
良い旅になるよう、事前に空港や税関のホームページで購入したいものが規制されていないか、旅行先の国ではどのようなものがこのような事態を招いてしまう可能性があるのか、調べておくことをオススメします。