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海外旅行のサブバッグどれにする?いろいろ比較してみました

 最終更新日  

並べられた旅行の持ち物

海外では、日本に比べてスリや置き引きなどの発生率が高く、治安を心配に感じることが多いです。海外旅行に初めて行かれる方や海外旅行にあまり慣れていない方は、どうすれば安全に過ごせるか、きっと気になるはず。

この記事では、スーツケースなどメインのバッグと別に、海外旅行でどんなサブバッグを使えばよいのかを比較してみました。わたしが海外ツアーに参加した時や海外1人旅をした時の経験も交えてご紹介しますので、海外旅行に行かれる際の参考にしてみてください。
 

サブバッグにはどんな種類がある?用途やメリット・デメリットをご紹介

バッグを肩から下げている女性

あまりサブバッグを持ち歩きたくない方もいらっしゃるかとは思いますが、わたしはサブバッグの2つ持ちをおすすめしたいです。

貴重品に関しては肌身離さず持っていたいですし、それ以外に化粧用ポーチやガイドブック、ペットボトル、ちょっと羽織るものなども持ち歩きたいからです。

旅先では歩き回ることも多いので、なるべく素材が軽いサブバッグがおすすめです。ちょっとイレギュラーなのですが、わたしは機内で、前の座席の下にサブバッグを置き、足を乗せてエコノミークラス症候群対策をすることもあるので、少し大きめのサブバッグを持ち歩くようにしています。

ショルダーバッグ

ショルダーバッグを持った女性

ショルダーバッグは、斜めがけでき、ひもの長さを調節できるタイプがおすすめです。また、チャックで開け閉めできるタイプを選ぶと良いでしょう。

わたしの場合、主に貴重品を入れるバッグとして使用していたため、サイズはかなり小さめ(ポシェットのようなサイズ)を選びました。旅行用として買った訳ではないのですが、裏側がカラフルなのに、表側は割と地味な、アナスイのものを海外旅行で使っていました。見るからにブランドのグッズだと狙われやすいので、あまりブランドのロゴや色が目立たないものを選ぶのは重要だと思います。

ショルダーバッグのメリットは、使う時に身体から離す必要がないため、置き引きにあいにくいことでしょう。また、ひもを調節することで、身体に密着させることができ、ひったくりにあいにくくすることもできます。

デメリットとしては、わたしが使っていたサイズは、貴重品とデジタルカメラ以外にあまり物を入れることができなかったです。また、日本人はショルダーバッグを斜めがけしている、ということが海外では知られているようなので、安全のためバッグを身体の前に回し、チャックには常に手をかけるようにする必要があります。

わたしは22ヶ国に行ったことがありますが、スリや置き引きにあったことはありません。しかし、旅慣れてスキが出たころ、ロンドンでショルダーバッグを身体の後ろに向けていたら、チャックが全開になっていたことがありました。なんか怪しい、と感じて、素早く身体の前方にくるっとショルダーバッグを回したので助かりました。

スリやひったくりに狙われないためには、服の下に入れられる薄いタイプ(首からかけるセキュリティポーチなど)を選ぶと良いかもしれません。最近は、スキミング防止器機能付きのパスポートケースも販売されているようです。
初めて、海外旅行にツアーで行った時は、腹巻型のセキュリティポーチを使用しましたが、トイレでお金を出し入れしなければならなかったので、お金をすぐ使いたいときに困りました。セキュリティポーチには、足に巻くタイプや下着型もあるようです。
 

ウエストポーチ

ウエストポーチは、身体のサイズにベルトを合わせるため、ひったくりや置き引きされにくいのがメリットです。しかし、チャックには常に手をかけるようにしておいたほうが良いでしょう。

デメリットとしては、最近はおしゃれなものもありますが、ちょっとダサい感じがするのと、トイレに行く際に邪魔になること、物があまり入らない、おしゃれを意識して肩から掛けるとスリやひったくりにあいやすい、などが挙げられます。
 

リュック

リュックを背負った女性

リュックは荷物がいっぱい入ることと、両肩で背負うため疲れにくいのがメリットです。

デメリットは、後ろに背負うと注意が届かないので、スリにあいやすいことが挙げられます。ですので、貴重品は別のバッグにしまうことをおすすめします。電車やバスの中では前に抱え、チャックを押さえるようにしてみてください。
 

トートバッグ

わたしは1人でパリに行った時、エルベシャプリエのクリーム色のチャック付きトートバッグをサブバッグとして使いました。その時は、小さめショルダーバッグと大きめトートバッグを併用しました。

このバッグは雨でも中が濡れにくく、サイズが大きめで、いろんなものを入れることができました。中にポケットがあまりついていないタイプだと、どこに何が入っているかすぐにわからない、というデメリットがありますが、逆にスリも貴重品の場所をすぐに探すことができないので、狙われにくいかもしれません。

ロストバゲージに備えて、機内に翌日の着替えなどを持ち込む場合、大きめのトートバッグは便利だと思いました。

しかし、トートバッグでも、濡れやすいキャンバス地やチャックがついていないタイプは、海外旅行にはおすすめしません。
 

ボストンバッグ

床に置かれたボストンバッグ

以前、レスポートサックの黒のボストンバッグを、海外旅行にサブバッグとして持参しました。使わない時にコンパクト収納できるだけでなく、ナイロン製なので軽く、ボストンとショルダーの2WAY利用ができ、重宝しました。

ボストンバッグのメリットは、荷物がたくさん入るところでしょう。逆にデメリットは、かさばるところだと思います。ボストンバッグをサブバッグとする場合、ショルダーバッグまたはウエストポ-チを併用すると良いでしょう。

ボストンバッグの中には、スーツケースのキャリーバーに通して運ぶことも可能な、キャリーオンバッグもあります。キャリーオンは「機内持ち込み手荷物」を意味する言葉です。機内持ち込み手荷物は、サイズや数量、重さが航空会社によって異なりますので、事前に確認してから購入してみてください。
 

エコバッグ

エコバッグ

たくさんおみやげを購入した時に使いたいのが、かさばらないエコバッグです。コンパクトなので、ショルダーバッグに忍ばせることもできます。

エコバッグはふたがしまらないタイプが多いので、貴重品を入れるのには向いていません。ショルダーバッグやウエストポ-チを併用すると良いでしょう。
 

海外旅行先で貴重品を守るには?注意点をご紹介します

これまでサブバッグのメリットとデメリットをご紹介してきましたが、貴重品の扱い方に関する注意点についてもご紹介したいと思います。

まず、貴重品は人目につかない場所にしまってください。例えば、ズボンのポケットに貴重品を入れるとスリにあいやすいので、入れないようにしましょう。

先程ご紹介しましたが、サブバッグのチャックに手をかけたり、電車や地下鉄ではリュックを前に抱えたりすることも重要です。電車や地下鉄ではスリに狙われやすいので、スリが乗り降りしやすい入り口付近には立たず、なるべく人が密集していない場所に移動するようにしましょう。

現地人に溶け込むような服装や持ち物だと狙われにくいので、旅行先のスーパーのビニール袋に荷物を入れるのも有効です。ブランドで買い物をしたとしても、それがわからないよう、他の袋に商品を入れ替えるのも良いでしょう。

もし、スリやひったくりにあっても大丈夫なよう、貴重品は分割して持つことをおすすめします。ショルダーバッグのひもが切られる可能性もあるので、なるべくひもが頑丈なものを選ぶようにしてみてください。
バイクが後ろから来てバッグをひったくられる可能性もあるので、車道のそばをなるべく歩かないように気を付けましょう。
 

まとめ

以上、海外旅行で使うサブバッグのメリット・デメリットについてご紹介してきました。

海外は、日本と異なり治安が悪い国も多いですが、事前に情報を知っていれば、現地でも適切な行動をとることができます。

この記事を参考に、安全に海外旅行を楽しんでみてくださいね。

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