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アメリカ経済の出発点ダラス:直行便で行く西部劇の街と歴史的名所

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アメリカ経済の出発点ダラス:直行便で行く西部劇の街と歴史的名所

アメリカ南部のテキサス州ダラスは、アメリカ経済の中心地や政治家の暗殺現場として知られます。一方で、道路を牛が闊歩する西部劇の街やユニークな形のモニュメントなど、個性的な観光スポットも持つ一面も。
今回はダラス観光で訪れたい2つのエリア、「ダラス中心街」と「フォートワース」それぞれの見どころをご紹介します。

テキサスの今を象徴するダラス中心街

●ダラスの街を一望できる「リユニオンタワー」
リユニオンタワーは、個性的なダラスを象徴する建物と言えます。
タワーの頂上は球状の展望台になっており、夜になると綺麗にライトアップ。ドット柄の電飾がつく様子から、「神のゴルフボール」とも呼ばれています。
地上200mの展望台はガラス張りではなく金網張りになっており、ダラスのダウンタウンを一望できます。世界的なホテルHyatt Regency Dallas(ハイアットリージェンシーダラス)に直結しており、そのまま宿泊することも可能です。

●ジョン・F・ケネディ暗殺の現場「シックスフロア博物館」
映画でも有名なエルムストリートの真ん中には、×印が描かれています。
これは1963年ダラスで起きた、大統領ジョン・F・ケネディ暗殺の事件現場。
犯人のオズワルドは、この通りに面した教科書倉庫ビルの従業員でした。このビルは現在「シックスフロア博物館」として利用されており、なんと犯人が見ていたであろう視点を再現した映像も公開されています。
市内を走るバスには笑顔を浮かべるケネディが描かれているなど、今でも彼の人気がうかがえます。

西部劇とアメリカ経済の街フォートワース

アメリカ経済の出発点ダラス:直行便で行く西部劇の街と歴史的名所

●西部劇の世界を体験できる「ストックヤード地区」
ダラスの中心街から少し離れたフォートワースは、西部劇の世界に迷い込んだかのような街並み。テキサス開拓時代のパワフルな空気が漂います。
世界初の室内ロデオ競技場「カウタウン・コロシアム」では、本場のカウボーイが猛牛を乗りこなすショーを見ることができます。ストックヤード地区のメインストリートでは、牛のパレードを眺めたり、二頭立ての馬車に乗って散策することも可能。
両開きドアのついたレストランでは、移民の街らしいメキシコ風料理やお酒も楽しめます。

●米ドル紙幣が作られる工場見学ツアー「アメリカ造幣局」
広大なアメリカの中で、米ドル紙幣を発行している造幣局はワシントンD.C.工場とダラス・フォートワース工場の2つだけ。
紙幣ができる工程を見学できる“工場見学”ツアーもあります。コインがベルトコンベアーで運ばれている様子や山のように積みあがった札束は、思わず息を呑む光景です。
当然セキュリティは厳重で、携帯電話やカメラ類は持ち込み禁止。しかし不便をおして参加する価値は十二分にあるはずです。

ダラスは、日本人にとってあまり馴染みのない都市かもしれません。
しかし歴史に残る事件の現場の様子や、ダラス製紙幣の見分け方など、現地を訪れなければわからない発見が街中に散らばっています。日本から直通で行けるテキサス州ダラス。どんな街なのかご自分の目で確かめてみてください。

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