ラスベガスからのグランドキャニオン観光、どんな感じ？ツアーはどう選ぶ？

ラスベガスへ夜に着く便を利用すると、真っ暗な闇が続いていたところ、着陸直前に突如黄金の絨毯かのようなきらびやかな街が現れます。ラスベガスは砂漠の真ん中に人の手で造られた大きな街ですが、この周りの真っ暗闇は、昼間に見ると「地球の壮大さ、素晴らしさ」に素直に感動できる大自然の絶景の数々です。せっかく近くまで行くのですから、ぜひ間近見られる機会を作ってみてはいかがでしょうか。
中でも「グランドキャニオン観光」は最も知名度が高く、日本人観光客にも人気です。ラスベガスからは各種オプショナルツアーが出ています。

アメリカのスケールの大きさを体感するラスベガス旅行

なにもかもコンパクトにまとまっている日本からラスベガスに初めて旅行したときには、空港に着いた直後から「度肝を抜かれる」スケールの大きさに次々驚いたこと、よく覚えています。この、人の手で造り上げられた精巧な「大人のお楽しみのための街」は魅力的で、私のように何度も通う人も多いのですが、ラスベガスはそれだけではありません。この街は、「一生に一度は見ておきたい」と言われている壮大なスケールの自然の絶景スポットに囲まれているのです。
ラスベガスの主要ホテルから発着のツアーを利用して、ぜひ「グランドキャニオン」をはじめとした、大自然を満喫できるツアーに参加してみましょう。

グランドキャニオンへのツアーの選択肢は、飛行機かバスか専用車

グランドキャニオンへのツアーの選択肢は、「飛行機」「ツアーバス」「専用車」になります。
「飛行機」は、車では行けない遠くのスポットまで行けることがメリットです。また上空からの遊覧飛行も同時に楽しむことができます。ただし当日の悪天候でキャンセルとなるリスクや、機体が小さいためうるさくて揺れる可能性も考慮しておきましょう。また空港での手続きや乗り降りの待ち時間が多めにかかります。なお目的地の最寄りの空港に着いてからは、ツアーバスに乗り換えての観光となります。

「ツアーバス」「専用車」のツアーでは、目的地までの道程の車窓から「アメリカならでは」の風景を満喫できることがメリットです。直前まで都会にいたことを忘れてしまうような、映画で見たようなどこまでも続く一本道や、若干寂れた雰囲気のダイナーやガソリンスタンド。道端に、日本では見かけない植物やサボテンなどが自然に生えていることも新鮮で楽しいと思います。

ツアー料金は飛行機より安めで、数人のグループ旅行には「専用車」を利用するツアーもおすすめです。デメリットは車酔いする恐れがあることぐらいでしょうか。
どのツアーの場合も、目的地近くのレストランでランチを楽しんだあと、グランドキャニオンの絶景ポイントからの眺めを楽しみます。そして、ラスベガスへ戻ります。

日帰りの1日ツアーだけでなく、宿泊ツアーもある

ラスベカス発の大自然満喫ツアーには、日帰りする1日ツアーだけでなく、現地に宿泊するプランのツアーもあります。
例えば、「グランドサークル」と呼ばれる州立公園や有名なモニュメントを巡るツアーでは、グランドキャニオンだけでなく、ザイオン国立公園、アンテロープキャニオン、モニュメントバレーといった超有名な絶景スポットの数々をじっくりと見て回ることができます。宿泊しなければできない、荘厳な夕日や朝日を見られることもポイントですね。費用は若干かかることになりますが、確実に、一生忘れられない素晴らしい体験となることでしょう。

ツアー参加当日の注意点と持ち物

オプショナルツアーに参加するときは、出発の集合場所を事前にしっかり下見しておくことをお勧めします。出発時間は6:30など早朝が多いです。また、集合場所となっているホテルの中は広いですから、迷って万一集合時間に遅れては大変です。（遅れても待ってはもらえません。自らの落ち度で参加できなかった場合、返金はされませんのでご注意ください。)
持ち物は、サングラスや日焼け止めは必須です。水は送迎車の中や道中立ち寄るお店で買えることが多いですが、心配な方は持参してもよいでしょう。

まとめ

スケールの大きい人造の「街」の他に、地球規模の「大自然」という全く異なるタイプのスケールの大きさを同時に体感できる短い旅行、次のラスベガス旅行に組み込んではいかがでしょうか。より贅沢で、より思い出深い旅となること、間違いないです！
 

 

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