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海外旅行中、ドレスコードに注意が必要なのはどんなとき?

 最終更新日  

海外ドレスコード

 

海外旅行先での「ドレスコードあり」には、不安になる方は多いと思います。しかし海外に出ると基本的に「きちんとしている」日本人。それほど難しく考える必要はありません。
とはいえ今回は具体的に、ドレスコードに注意が必要な状況の例を挙げて解説してみたいと思います。

海外でのドレスコードが必要な状況とは

まず、海外旅行中のどのようなときにドレスコードが必要なのか、思いつくものを書き出してみます。

  1. 高級レストランでのディナー
  2. クルーズ船での旅行、ディナー・クルーズ
    (景色を楽しむ、マリンスポーツが目的のクルーズは除く)
  3. カジノ(ただし場所や状況次第です)
  4. ショー鑑賞、オペラ鑑賞(チケットのランク、座席次第です)
  5. 宗教的な意味がある観光地

「ドレスコード」はたいてい「スマート・カジュアル」でOK

ドレスコードがある状況での服装は、たいてい「スマート・カジュアル」が推奨されています。エレガントに見える服装ならOKです。
例えば女性は丈が短すぎないワンピース、靴はパンプスで上記1~5、すべてのケースでOKです。
男性も、会社員っぽくないジャケットと清潔なシャツ、スラックスかパンツでOKです。ネクタイは明らかに格式の高いイベント以外では、必要ないことのほうが多いでしょう。

・NG編: オペラ鑑賞に「結婚式のお呼ばれドレス」

女性ドレス
例えばニューヨークのメトロポリタン・オペラなど、世界的な有名な舞台やコンサートの鑑賞などの機会が訪れたら、正装が必要と思われるかもしれません。しかし実際に行ってみると、一番良い席と言われる「オーケストラ席」でもスマート・カジュアルでOKであるのが事実です。
欧州の某有名なオペラハウスに行ったときには、結婚式のお呼ばれドレスを着た日本人のグループがいて、(すみません)周りから若干浮いてました。せっかく「外国で」「憧れの」という状況で、おしゃれしたい気持ちは分かります。アジア人の割合が少ない地域で、固まっていたから特に目立ってしまったのかもしれませんが、注意したいものです。

・NG編: 特別に着慣れている人以外、「着物」はおすすめしない

日本人にとって最も格式の高い服装は、民族衣装でもある和装です。
しかし普段着慣れている方、着物持参の旅行が慣れている方以外には、外国で着ることはおすすめできません。何よりも、持ち運びに気を使うからです。スーツケースに入れてロストバゲージなどに巻き込まれては大変ですし、手荷物にするのも重くて大変ですよね。

マナーやタブーなど

ドレスコードのマナーとは基本的に、「周りの人々に不快な思いをさせないこと」で、これさえ守られていればOKです。近ごろはなんでも事前にインターネットで調べられる時代です。どんな服装がふさわしいかどうかは、そのイベントに過去に参加した人たちの写真を見られることも多いのではないでしょうか。ご自分で選ぶ服装でよいのか自信がない方は、こういった情報を参考にするのも良いと思います。
タブーは、宗教的な決まりに従わないことですね。宗教的な意味がある観光地を訪れる際には、肌が露出するものは基本NGと考えてよいと思います。白い服の方がよいとか、現地の人が心がけている服装について調べてそれに従うと、間違いはないと思います。

カジュアルな服装でもOKな場面

クルーズ船
先にご紹介した、ドレスコードが必要な状況のうち、部分的にカジュアルでOKな場面を考えてみましょう。

・クルーズ船での旅行で、パーティーやディナー以外の時間帯
・高級レストランの、ランチでの利用
・カジノの一般フロア(高額を賭けて遊ぶハイローラー向け以外という意味です)

海外にはどんな服装の人もいます。そして彼らは周りと自分を比べたりはしません。自分の服装に自信を持って場の雰囲気を楽しめれば、それでよいとされるのです。

まとめ

正解がないものに対して、誤った情報も含む「こうするべき」情報があふれ過ぎている昨今、ドレスコードは、調べれば調べるほど迷ってしまうものでもあると思います。基本、難しく考えすぎずに周囲になじめる服装を心がけましょう。

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