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海外旅行と時差。時差ボケ対策のおすすめも紹介

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海外旅行 時差

海外旅行につきものの「時差」。今回は、時差ボケを緩和するためのおすすめ情報や時差ボケへの向きあい方をご紹介したいと思います。

海外ツアーを選ぶ際に時差で注意するポイント

飛行機
「海外には時差がある」と実感するのは、まず旅行の日程を考えるときではないかと思います。
例えば北欧のフィンランドは日本より7時間遅れています。北米のカナダは日本より14時間遅れています。
海外ツアーを選ぶときは、正味何日間の旅行になるのか、よく確認しましょう。各ツアー概要のサイトの旅程を確認するとイメージが沸きやすいですし、ご自分で現地との時差が何時間か調べるときには世界時計のサイトを参考にすると便利です。
日本時間との差が大きい地域へ旅行すると、現地に4泊して5日で旅行を終えるつもりでも、日本に帰国するともう1日進んでいて、浦島太郎にでもなったような気分になってしまいます。
例えば日本より19時間遅れているハワイの場合、日本を夜に発って現地に朝に着きますが、同じ日付の朝からハワイ滞在が始まります。また帰国日に現地を朝に発って夕方に日本に到着すると、日本は次の日になっています。
勤務先へ有給休暇を申請するときには、日数を間違えないようにしたいものです。

海外旅行すると必ず時差ボケになるのか?

時差ボケになる
時差のある外国に行ったとしても、体のリズムは日本時間で動きます。現地時間にかかわらず、普段寝る時間に眠くなり、普段起きる時間に目が覚めてしまいます。この、現地の時間に体のリズムが合っていないことを「時差ボケ」と呼びます。
しかし、時差がある国すべてで時差ボケが起きるわけではありません。また、体がきついと感じるかどうかも個人差があります。実際には、さほど気にならないことの方が多いと思います。

・時差ボケを感じる旅行先は、北米方面

夜発のフライトで日本を発ち、6~10時間で現地に着いたときに現地は日中、という旅行先は時差ボケを感じやすいです。まだ明るいのに無性に眠くなったり、明け方に目が覚めて寝付けなくなったりします。

・欧州方面への旅行は、時差ボケになりづらい

意外に体が楽なのは、欧州方面です。現地に夜に着くことになると、移動の疲れもあって日本時間に関係なく、現地時間の夜にしっかり眠ることができるからです。
これらのことから時差ボケは、日本との時間差の幅以外に、出発時刻と到着時刻によっても感じやすさが異なるものである、と言えるでしょう。

具体的な時差ボケ対策の例

・現地時間に体のリズムを合わせる

現地時間に体のリズムを合わせるようにすると、時差ボケは抜けていきます。このため、現地時間どおりに「昼は動く、夜は寝る」を心がけるとよいです。到着初日に、現地時間の寝る時間に合わせて眠ることができると、もうほとんど心配はいりません。

・到着後すぐシャワーを浴びてリフレッシュ

また、飛行機での疲れをできるだけ早く取り去ることがまずは重要です。到着日、ホテルに着いたらまずはシャワーを浴びましょう。これだけで疲れがかなり取れてリフレッシュできます。

・短時間のマッサージを受ける

17か国60都市以上に旅行している私が20年以上実践している個人的なお勧めは、到着直後にスパへ行くこと。短時間のコースでよいので、フェイシャル、ボディ、フットマッサージなどをしてもらいます。直近の旅行ではネイルサロンでペディキュアをしてもらいましたが、フットバスが心地よくてこれもかなり効果的でした。
要は、マッサージしてもらうと疲れが取れる、そして寝過ごさずに仮眠もできることが良いのです。眠っても終われば確実に起こしてもらえて、体も頭もスッキリ。その後の1日を元気に過ごすことができます。

時差ボケとの向き合い方

「寝過ごさずに」と書きましたが、私の失敗談をご紹介しましょう。
先にもご紹介した19時間の時差があるハワイ。現地に朝に着き、飛行機での疲れを引きずったまま街をフラフラしたのち、15時にホテルにチェックインしました。部屋に入り、「疲れたから2時間だけ仮眠しよう」と、目覚ましをセットして休んだところ・・・。目覚めたのは、現地時間夜9時!到着日の貴重な夕方を無駄にしてしまいました。
この日の夜は当然眠れず、その後も日中は眠くてだるい、夜は眠くない、とずっと時差ボケを引きずる羽目になりました。
別の4泊の旅行中には、割り切って「ずっと日本時間」で過ごしたこともあります。時差4時間の国でした。
2日目、3日目と現地時間朝4時 (日本は8時) に自然に目が覚めてしまうので、もうこのままでいいことにしました。起きて散歩をしたり、ホテルのアクティビティの朝のヨガクラスに参加したり、日本ではなかなかできない「早朝の時間」を楽しむようにしました。これはこれでよかったと思います。

時差ボケになりにくいお勧めの国

イタリア
時差ボケにならない、なりにくい国は、例えばフィリピンなどのアジア方面、ニュージーランドやパプアニューギニアなど、日本との時差が数時間の国です。また、ツアーやフライトの選び方にもよりますが、現地到着が夜になる欧州方面は、それほど心配いりません。例えば別の都市で乗り継ぎして夜中近くに到着したイタリアでは、疲れもあって到着日の夜にぐっすり眠れたため、時差ボケにはなりませんでした。

まとめ

いろいろとご紹介しましたが、お役に立てたら幸いです。現地で充実した時間を過ごすことに焦点を当てて、旅行を存分に楽しみましょう。

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