初心者必見！行き先別海外旅行の予算相場を調査しました

海外旅行に行きたいけれど、予算が限られているのでどこに行けば良いのだろう、と悩む方もいらっしゃる方もいるかもしれません。そんな方は、これからご紹介する行き先別の予算相場を参考にして、ベストな旅行先をチョイスしてみてください。

航空券の場合

どこの航空会社を利用するか、経由便かどうか、航空券を購入する時期や購入方法などによっても価格は異なってきますが、おおまかな予算相場（往復料金）は、このような金額になります。

参考資料：イーナの海外航空券相場チャート　https://www.ena.travel/chart/

■ヨーロッパ

パリの場合、ゴールデンウィークと夏休みシーズン、年末年始は14万以上、それ以外の時期ならば8万円くらい。
ローマの場合、夏休みシーズン、年末年始は12万以上、それ以外の時期ならば6万円くらい。

■北米

ニューヨークの場合、ゴールデンウィークと夏休みシーズン、年末年始は12万以上、それ以外の時期ならば６万円くらい。
バンクーバーの場合、夏休みシーズン、年末年始は14万以上、ゴールデンウィークは8万円くらい、それ以外の時期ならば６万円くらい。

■東南アジア

マニラの場合、通常は4～5万、ゴールデンウィークと夏休みシーズン、年末年始は値段が上がります。

■オセアニア

シドニーの場合、年末年始は12万以上、通常時期は６万くらい。

■中南米

メキシコシティの場合、夏休みシーズン、年末年始は20万近くしますが、ゴールデンウィークは15万円以上、それ以外の時期ならば10万円くらい。
航空券に関しては、距離の近い東南アジアが最も安く、距離の遠い中南米が最も高くなっています。

ホテルの場合

宿泊する場所は、お好みによって、ホステルから最高級ホテルまで選ぶことができますが、ここでは平均的なホテルの予算相場をご紹介します。値段だけで選ぶと、治安の悪い立地だったり、設備が悪かったりすることもあるので、口コミなどで情報をチェックしてから予約するようにしてみてください。

参考資料：地球の歩き方　お金ガイド　http://www.arukikata.co.jp/money/
地球の歩き方　ブラジル　ベネズエラ　2014～15
地球の歩き方　フィリピン　2015～16

■ヨーロッパ
・3ツ星未満の格安ホテル　40ユーロくらいから。シーズンオフなら30ユーロのホテルも。
・ミドルクラスホテル　100〜200ユーロ
・エグゼクティブなホテル　400ユーロ以上

■北米
アメリカの場合、
・エコノミーホテル　シングル40〜100ドル、ツイン50〜110ドル
・中級ホテル　シングル100〜180ドル、ツイン110〜200ドル
・高級ホテル　シングル180ドル〜、ツイン200ドル〜

中でも、ニューヨークは宿泊費が特に高いことから、トリップアドバイザー旅行者物価指数（トリップインデックス）2016で、旅行者物価の高い都市 トップ 10の1位に選ばれました。マンハッタンのホテル代は全般的に高めなので、ウィリアムズバーグのあるブルックリンなどに宿泊するのも良いかもしれません。

カナダの場合、
・エコノミーホテル　1泊70CAドルくらい。
・中級ホテル　1泊100CAドルくらい。
・5ツ星以上の高級ホテル　1泊250CAドル前後～

■東南アジア
フィリピンの場合、
ホテルは1つの部屋に何人宿泊しても値段が一緒なので、他の東南アジアの国に比べて、多少割高になっています。
・ホステル、ゲストハウス、ペンションなど　500～2,000円
・ホテル　4,000～20,000円

■オセアニア
オーストラリアの場合、
・エコノミーホテル　1泊～95 AUドル
・中級ホテル　1泊95〜150AUドルくらい。
・5ツ星以上の高級ホテル　1泊200AUドルぐらい～
・B&B　 1泊100AUドル前後から。
・コンドミニアム　1ベッドルームで1泊150〜300AUドル。（週単位で割引があることも）

ニュージーランドの場合、
ホテルは部屋単位の料金なので、宿泊人数が多いほどお得です。
・エコノミーホテル　1泊40NZドルくらい～
・中級ホテル　1泊180NZドルくらい～
・高級ホテル　1泊300NZドル前後から。
・B&B　1泊50NZドル前後～300NZドル
・サービス付きアパートメント　1週間200NZドルくらい。

■中南米
日本よりもホテル代が安いケースが多いですが、大都市のホテルは、あまり日本と値段が変わりません。

南米の場合、
・エコノミーホテル　1泊10～20 USドルくらい。
・中級ホテル　1泊25～100 USドルくらい。
・高級ホテル　1泊100～300 USドル前後から

飲食代の場合

食事する場所も、地元の人が通う大衆食堂からミシュランの星付きレストランまで、幅が広いですが、平均的な予算相場をご紹介します。

参考資料：地球の歩き方　お金ガイド　http://www.arukikata.co.jp/money/
トリップアドバイザー旅行者物価指数（トリップインデックス）2016
https://tg.tripadvisor.jp/news/wp-content/uploads/2016/07/00da71d62a5a3bd076514bf66c0c1903.pdf

■ヨーロッパ
全般的に、南の国ほど物価が安く、北に行くほど物価が高くなる傾向にあります。

フランスの場合、
・ビストロ　20ユーロ～
・高級レストラン（1ツ星）　150ユーロ以上～

■北米
アメリカの場合、
・ファストフード：5〜10ドル
・中級レストラン：15〜45ドル
・高級レストラン：45ドル以上

カナダの場合、
・ファストフード 5CAドル〜
・中級レストラン 20CAドル〜
・高級レストラン 40CAドル〜

■東南アジア
フィリピンの場合、
・食堂　300～1,000円
・レストラン　400～3,000円

■オセアニア
オーストラリアの場合、
・ファストフード　3〜10AUドル
・レストラン　15〜30AUドル（昼）、30〜70AUドル（夜）
シドニーは、旅行者物価の高い都市で8位に選ばれています。特に、食事代が高いようです。テイクアウェイ（テイクアウト）のお店やフードコートを利用することで、食費を節約することができます。

ニュージーランドの場合、
・ファストフード　4〜10NZドル
・中級レストラン　18〜35NZドル
・高級レストラン　35NZドル〜
オーストラリアやニュージーランドには、お酒を持ち込み可能なシステム「BYO（Bring Your Own）」のお店が多いです。

■中南米
ブラジルの場合、
・ファストフード　およそ8レアル
・食堂　およそ15レアル
・レストラン：およそ100～200レアル
ヨーロッパの多くの国や北米、フィリピン、ブラジルなどでは、レストラン（サービス料が含まれていない場合）やホテル、タクシーでチップを渡す習慣があります。

最新の為替レートは、ロイターの通貨換算でご確認ください。
https://jp.reuters.com/investing/currencies/chart

以上、航空券・ホテル・飲食代の予算相場をご紹介しました。最も費用がかかるのは航空券ですが、繁忙期をはずしたり、航空会社の早割や格安航空券を購入したりすることで、より安く旅行することもできます。
個人で自由に旅行することにこだわりがなければ、航空券とホテル、飲食代がセットになったツアーを利用したほうが、お得に海外に行くことができるかもしれません。
こちらの記事を参考にして、ぜひ、ご自分なりのベストな旅行先を選んでみてくださいね。

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