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ベネチアへ行ったらぜひ食べたいおいしいもの

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イタリアのピザ

おとぎ話に出てくるような、建物の間の小道が迷路のように入り組むベネチア。お目当てのレストランへたどり着くのが難しかったりもするのですが、とりあえず選んで入ったお店でも、基本的に何を食べてもおいしい街です。今回はベネチアへ行ったらぜひ食べてほしいものを、ベネチア旅行経験者の視点でご紹介したいと思います。

絶対に食べるべきベネチアの名物の食べ物といえば

・「カルパッチョ」発祥のお店がベネチアにある

日本では主に、薄切りのお刺身をお皿に薄く美しく盛り付けたおしゃれな料理として出される「カルパッチョ」。この料理は、ベネチアの「ハリーズ・バー」発祥です。本物のカルパッチョは、牛肉の薄切りの上にマヨネーズソースを描くように盛り付けたものです。
なおこのレストランには、もうひとつ「発祥」とされて名物になっているカクテルがあります。それは「ベリーニ」。桃のピュレとイタリアのスパークリングワイン「スプマンテ」をミックスした、フルーティーで爽やかなカクテルです。
ぜひ、カルパッチョとともに味わってみてください。

ベネチアの食べ物は、日本の家庭に伝わっている「イタリア料理」とは別物

到着直後からレストランで地元の料理を味わってまず思ったのが、普段日本で「イタリア料理」だと思って作って食べていたものと、本場の料理は全くの別物であるということでした。そう思った代表的な料理をご紹介します。

・トマトソースを使ったパスタ料理

トマトソースを使ったパスタ料理
日本でもイタリア産のトマト缶を使って作るのに、ベネチアのトマトソースはなぜこうも味が異なるのでしょう。生のトマトを使われているのでしょうか、フレッシュさ、濃さ、甘味、コク、まるで違います。
トマトソースを味わえる料理は、スパゲティ、ラザニア、ラビオリ、などバリエーション豊富です。どこで何を食べてもおいしいので、お店選びに気を使う必要もありません。
また、魚介類が豊富なベネチアでは、見た目が真っ黒な「イカスミのスパゲティ」もおすすめです。こちらにもおいしいトマトソースがたっぷり使われています。

・「1人1枚」食べるピザ

「イタリアといえば、ピザ。」とピザ屋さんに入ったところ、周りのお客さんたちは、基本的に「1人1枚」ずつ、それをナイフとフォークで食べていました。食べ切れるかしら?と不安に思いながら、郷に入れば郷に従え、とオーダーしましたが、このピザは皮の香ばしさ、小麦粉の香りが素晴らしく、おいしすぎて簡単に食べ切れました。
なお、お店によっては大きく焼いてスライスしたものが売られているところもあります。そのようなところではテイクアウトも可能です。
ちなみに、合わせる飲み物はビールよりもワインです。イタリアの地物ワインとのマリアージュを存分に楽しみましょう。

・小麦粉の豊かな香りの「パニーノ」や「インボルティーニ」

「パニーノ」や「インボルティーニ」
ベネチアで小麦粉をパンのような皮にした料理を食べて、小麦粉のもつ豊かな香りを再認識しました。そのことを堪能できるもうひとつの料理がこちら、ベネチアでは、サンドイッチのようなスナックの位置づけです。サラミやオリーブ、パプリカ、ドライトマト、チーズなどが挟まれたり巻かれたりして、お店のショーケースに山積みされて並んでいます。
この写真では「パニーノ」ではなく「インボルティーニ」と書かれていますね。皮が香ばしい!具材同士のバランスが絶妙!毎日食べたいぐらいおいしいですよ。

デザート、その他のおすすめ

・イタリアン・ジェラート

イタリアン・ジェラート
街を散策し、迷ったりして歩き疲れたときに一息入れるのにもぴったりのジェラート。どれにしようか迷ってしまったときの私からの個人的オススメは、「ピスタチオ」、緑色のジェラートです。日本だと緑色のアイスクリームは抹茶ですが、こちらで緑色といえばピスタチオです。ナッツのコクたっぷりの、このジェラートの味は衝撃的ですよ。

まとめ

ベネチア旅行の計画の参考になりましたでしょうか?
なお、ベネチアは街全体に小道が入り組んでいて迷いやすく、水上バスで移動したとしても徒歩の距離も必ずあるため、宿泊先から離れたところにあるレストランを予約して時間通りに行くことは難しいと考えておいたほうがよいです。でも、近場でも十分おいしいものにたくさん巡り合えますので心配はいりません。ベネチアの味をどうぞ満喫してきてください。

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