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オーストリア・ウィーン 観光の見どころとおすすめスポット

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「教科書で見たことがある」の実物が至るところに

音楽や芸術の都として知られるオーストリア。中でもウィーンは日本からの観光客も多い人気の街です。今回は、ウィーン観光の参考情報をご提供したいと思います。

オーストリア・ウィーンは観光しやすい街

長い休暇が取りづらい日本人にも、短い日程で効率よく観光ができる街、ウィーン。観光名所が狭い範囲にコンパクトにまとまっており、徒歩だけでもかなりの名所を見て回ることができます。交通機関も分かりやすく使いやすいです。
それでは、ウィーンへ行ったらぜひ訪れたい観光名所をいくつかご紹介しましょう。

ウィーンの見どころ: 音楽 国立歌劇場と楽友協会

ウィーンと言えばクラシック音楽です。お好きな方はぜひ全旅程に取り入れて、存分に堪能していただきたいと思います。

・音楽の都・ウィーンを象徴する「ウィーン国立歌劇場」

音楽の都・ウィーンを象徴する「ウィーン国立歌劇場」
ウィーンの中心部に建つ国立オペラ座、歌劇場です。外観も一見の価値がありますが、中では9月~6月までオペラやバレエの公演が連日開催されています。私が行ったときには、オペラ「トスカ」を観てきました。(この写真は「セビリアの理髪師」ですが) 拍手が鳴りやまずアンコールが5回という素晴らしい舞台でした。
本場で世界最高峰のオペラを見る機会、せっかくですから値段が安い立ち見席ではなく、できる限り良い席で鑑賞することを強くお勧めします。オペラやコンサートは、選んだ座席によって感じ方が大きく異なりますので、あまり興味がない方にこそ、よい席で見ていただきたいです。人生が変わるほどの感動を体験できるかもしれませんよ。

・「ニューイヤー・コンサート」が開催される楽友協会

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地で、毎年新年、日本では1月2日夕方にNHKで放送される世界同時中継の「ニューイヤー・コンサート」が開催される地としても有名です。
なお、ここで開かれるウィーン・フィルの定期コンサートはほぼ地元の会員向けであるため、鑑賞できませんが、館内のガイドツアーなら観光客でも参加可能です。

ウィーンの見どころ: 宮殿や王宮

ウィーンとその近郊には、ハプスブルグ家の栄華を垣間見られる王宮や宮殿が複数あり、内部は博物館や美術館になっています。

・王宮の博物館は、料理、美容、ファッションに興味がある方におすすめ

個人的に、料理に興味がある私は王宮の博物館「銀器コレクション」が、これまでに訪れた世界中の博物館の中で一番印象に残っています。いわば「キッチンウェアの博物館」、その王宮版なので豪華絢爛なのです。
また、「シシィ博物館」は、ハプスブルク家最後の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の妃で、美貌でも知られる皇妃のエリーザベトのドレスや愛用品、ダイエットに使われた器具などが展示された博物館です。美やファッションに興味がある方は釘づけになるはずです。

・オーストリアで最も観光客が多い シェーンブルン宮殿

オーストリアで最も観光客が多い シェーンブルン宮殿
ハプスブルク家の夏の離宮であった宮殿で、オーストリア内で最も人気のある観光地と言われています。広大な庭園も気持ちがいいです。冬なら温室植物園に立ち寄るのもおすすめです。
地図では中心部から離れているように見えますが、地下鉄Uバーンのカールスプラッツ駅から4番に乗ってシェーンブル駅で下車、10分程度の距離です。また王宮博物館と共通の「シシィ・チケット」を入手しておけば、入場もスムーズです。

・ため息が出るような美しい眺め ベルベデーレ宮殿

こちらも、路面電車Dに乗って中心部から5分程度で着く距離です。この宮殿は、数々の戦争でオーストリアを勝利に導いた英雄プリンツ・オイゲン公の夏の離宮です。広大な敷地に上宮と下宮が分かれており、ベルベデーレ(美しい眺め)の名の通り、上宮からは庭園と下宮、そしてウィーンの街を眺められます。
また上宮内の美術館「オーストリア・ギャラリー」は、クリムトの絵画所蔵数世界一と言われ、有名な「接吻」も見られます。

「教科書で見たことがある」の実物が至るところに

ウィーンの街には、どなたもきっと音楽や美術の教科書で見た記憶がある、芸術家たちの像がさまざまあります。どれも徒歩かウィーンの中心部を取り囲む環状道路上を走る路面電車「リンク」に乗って行ける場所にありますので、一気に回ってみてはいかがでしょうか。
ヨハンシュトラウス(ウィーン市立公園)、シューベルト像(ウィーン市立公園)、モーツァルト像とト音記号(ブルク公園)、ゲーテ像(ブルク公園)、ベートーベン像(ベートーベン広場)、etc.

まとめ

ウィーンは、ハプスブルク家について少し調べてから行くと、より旅行全体を楽しめると思います。見どころはこのほかにもまだまだ、たくさんあります。
ワルツが似合う格調高い優雅な雰囲気の街ウィーン、どうぞ楽しんできてください。

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