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美しい夜景を見に海外へ! おすすめの国7選

 最終更新日  

海外の夜景

せっかく海外を訪れるならば、昼だけ観光するのはもったいないですよね。夜景の素敵な国を訪れれば、昼と夜の2倍楽しむことができますよ。

この文章の前半では街の灯りが美しい国々を、後半ではオーロラが見られる国々をご紹介します。もし、気になる国が見つかったならば、次回海外旅行をする時の候補に入れてみてください。
 

街の夜景がおすすめの国

フランス

フランス・パリの夜景
歴史的な街並みを保存するため、ヨーロッパの多くの都市では、町の景観にそぐわない高層ビルを建てないケースが多いです。

しかし、芸術の都・パリには、昔から残る建物と建てられた当時はかなり斬新だった高層建築が共存しています。そのため、高い位置からの夜景も楽しむことが可能です。

パリで最も高い展望台は、モンパルナスタワーの59階にあります。四方をガラスに囲まれた屋上展望台は、オープンエアで開放感たっぷりです。56階の室内展望台にはカフェもあるので、ゆっくり景色を眺めたい方におすすめ。観光客もあまり多くない穴場の夜景スポットです。

他に、レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャース作のポンピドゥー・センター、ジャン・ヌーベル作のアラブ世界研究所(屋上テラスは18時まで)も隠れ夜景スポットです。

パリの夜景スポットで、最も有名なのはエッフェル塔でしょう。エッフェル塔も建設当時は、賛否両論あったようです。

展望台は第1から第3まであり、第2展望台まではエレベーターだけでなく階段で行くこともできます。わたしが行った時は、エレベーターに乗るまでにかなり時間がかかりました。体力のある方は、階段で上るのも良いかもしれません。

エッフェル塔の上から眺める夜景も素敵ですが、ライトアップされたエッフェル塔は、より魅力的だと思います。ぜひ、至近距離からだけでなく、他の場所からも眺めてみてください。

エッフェル塔の鑑賞スポットとしては、シャイヨー宮やシャン・ド・マルス公園が知られています。セーヌ川クルーズの船から眺めるエッフェル塔も、素敵でした。

エッフェル塔についで人気の夜景スポットが、凱旋門です。らせん階段を上るのは一苦労ですが、屋上に登ればシャンゼリゼ通りやエッフェル塔、遠くはモンマルトルの丘に建つサクレ・クール寺院まで一望でき、疲れも吹っ飛ぶでしょう。
 
モンマルトルの丘も、人気の夜景スポットです。サクレ・クール寺院前の階段も眺めが良いですが、サクレ・クール寺院のドームに上れば、もっと高い位置から町を見下ろすことができます。モンマルトル周辺は少し治安が悪いので、特に夜は注意してください。
 

イタリア

イタリア・コロッセオの夜景
古くからの街並みが残るイタリアには、あまり高いビルがありません。ですので、夜景は丘の上や平地からの鑑賞がメインになります。イタリアの灯りは、暖かみのあるオレンジ色っぽい灯りが特徴だったのですが、徐々にLED電球に変わりつつあるようです。灯りそのものを楽しむというよりも、灯りに照らされた夜の街の雰囲気を楽しみに、夜景スポットを訪れるのが良いかもしれません。

ローマの夜景スポットとしては、ポポロ広場を上がった場所にあるピンチョの丘、下町トラステヴェレ地区を上がった場所にあるジャニコロの丘、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラが見られる、マルタ騎士団の館の「鍵穴」があることで知られるアヴェンティーノの丘が有名です。

他の夜景スポットとしては、サンタンジェロ城のテラス、サン・ピエトロ広場など、ライトアップスポットとしては、コロッセオやフォロ・ロマーノ、スペイン広場、トレヴィの泉などがあります。

ローマからは、世界3大夜景の1つに選ばれているナポリに行くツアーも出ています。ナポリの夜景スポットとして知られているのは、ナポリ湾を眼下に臨むポジリポの丘です。

ベネチアの夜景スポットとしては、サン・マルコ広場周辺やリアルト橋、アカデミア橋などが挙げられます。ゴンドラに乗りながら、運河の灯りをゆったり眺めるのも良いでしょう。
 

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ローマの夜景

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アメリカ

アメリカの夜景
高層ビルが立ち並ぶアメリカの大都市では、ビルの展望台から眺める夜景が主流です。アメリカの中でも、ニューヨークは夜景の美しさで知られています。

ニューヨークで昔からの定番夜景スポットと言えば、やはりエンパイアステートビルは、はずすことができません。86階のメインデッキでは、屋外に出て景色を眺めることもできます。この場所は、映画「めぐり逢えたら」で、主人公2人が初めて出会う場所として使われていました。102階には屋内のトップデッキがあります。

ロックフェラーセンターのトップ・オブ・ザ・ロックは、エンパイアステートビルを間近に見ることができる、エンパイアステートビルと人気を2分する展望台です。屋外の展望台から、エンパイアステートビルのカラフルなイルミネーションを楽しんでみてください。

911跡地に2015年オープンしたワン・ワールド展望台は、アメリカで一番高いビル内にある展望台です。マンハッタンの南に位置するため、南側には自由の女神、東側にはブルックリン橋やマンハッタン橋とブルックリン、西側にはニュージャージー、北側にはエンパイアステートビルなどを臨むことができます。

マンハッタン橋といえば、ブルックリン側のダンボのあたり(橋のたもと付近)から、イースト・リバー対岸にあるマンハッタンの摩天楼の夜景を眺めるのもおすすめです。近くにはブルックリン・ブリッジ・パークがあり、公園内の回転木馬もライトアップされるので、合わせてご覧になると良いでしょう。

他におすすめなのは、年越しのカウントダウンでおなじみの、タイムズスクエアのイルミネーションです。

2020年には、ハドソンヤードに、ビルから突き出したような独特な形がインパクトある、ガラス張りの屋外展望台・Edge(エッジ)がオープン予定です。Edgeは、エンパイアステートビルを抜いて、ニューヨークでは最も高い屋外展望台となります。
 

オーロラが見られるおすすめの国

オーロラは、オーロラベルト(緯度60~70度)と呼ばれる地域で、ほぼ1年中見ることができるのですが、夏(5月~7月)は白夜などで日照時間が長いため見ることが難しいそうです。

オーロラといえば、長い間「冬」というイメージが強かったのですが、最近は夏の終わりから秋(8月下旬から9月)にかけて見に行く方が増えています。その時期ならば冬よりも暖かく、レンタカーを使えるので移動も楽ですし、紅葉も見ることができるためだそう。冬のほうが晴天率は高く、太陽が昇らない「極夜」の時期もあるのですが、オーロラは春の初め(3月下旬から4月上旬)と秋が本当はベストシーズンなのだとか。

オーロラベルトは北半球と南半球にありますが、南半球の場合、南極大陸以外は海の地域が多いため、北半球でオーロラを見る方が圧倒的に多くなっています。
 

カナダ

イエローナイフのオーロラ
イエローナイフは、日本からのオーロラ鑑賞ツアーが初めて始まった場所として知られています。オーロラ研究の第一人者が日本人であることもあり、オーロラツアーに参加する方は日本人(および東アジア人)が圧倒的に多いそうです。日本人ガイドも多いため、言葉の心配はありません。

イエローナイフは、オーロラベルトの真下にあり、晴天率が高いので、オーロラを見られる確率が高いスポットとして知られています。シーズン中ならば、3日間滞在すれば95%の確率でオーロラを見ることができるそう。

イエローナイフには、「オーロラビレッジ」という、オーロラ観測がメインの施設もあります。町の中心部からもオーロラを見られることもありますが、灯りが少ないオールドタウンに宿泊したほうが、宿の周辺でもオーロラを見られる確率が高まるでしょう。
 

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オーロラ
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ノルウェー

ノルウェーのオーロラ
トロムソは、ノルウェー北部で最大の街です。メインストリート・ストルガータ通りには、19世紀から20世紀初めの建物が今も残り、その街並みの美しさから「北のパリ」と呼ばれることもあります。北緯約70度に位置しますが、メキシコ暖流の影響から、冬でもあまり寒くありません。

水族館や博物館など室内の観光スポットがいろいろあるため、万が一悪天候の場合でも、オーロラ以外の楽しみを見つけることができます。冬には、ノーザンライツフェスティバルという音楽イベントが約1週間開催されますので、その時期に合わせて出かけるのも良いでしょう。
 
街の中心部の対岸にあるストールシュタイネン山頂には、ロープウェイで上ることができます。山頂からは市街地の夜景が見られる他、オーロラと夜景を同時に見られる可能性も。

街の規模が大きく、市街地は明るいため、オーロラ鑑賞するには、町の中心部から離れた場所に行くことをおすすめします。いくつかの会社が現地でオプショナルツアーを開催していて、11月~1月まではオーロラ鑑賞とホエールウォッチングがセットになったプランも開催されています。

緯度が高いこともあり、オーロラが空全体を覆い尽くすように見えるブレークアップの時間が、他のオーロラスポットより最も早くなっています。(22時40分ころ)
 

フィンランド

フィンランドのオーロラ
ロヴァニエミは、1年中サンタクロースに会えるサンタクロース村があることで知られています。

フィンランドを代表する建築家・アルヴァ・アアルトが、第二次世界大戦後に都市設計を行ったことでも知られ、図書館やラッピア・ハウスなどアアルトが手がけた建物も見どころです。

北緯は66度以上ですが、緯度が低いイエローナイフに比べて、平均気温は高くなっています。

オーロラのシーズンには、日本語ガイド付きのバス・モイモイ号が運行していて、オーロラを見られる確率が高い場所へのツアーを開催。冬は、犬ぞりやトナカイぞりなども楽しめますよ。
 

☆フィンランドの人気エリアでオーロラ鑑賞☆

オーロラ
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アイスランド

アイスランドのオーロラ
アイスランドは、国全体がほぼオーロラベルトの中にあります。首都のレイキャヴィークからでも、灯りの少ない場所からはオーロラを見ることができます。

レイキャヴィークは北緯64度に位置しますが、メキシコ暖流の影響で、有名なオーロラ観光地の中では冬の気温が最も高くなっています。

レイキャヴィーク以外は小さい町が多く、灯りが少ないため、町の近くでオーロラ鑑賞が可能。アイスランドを代表する温泉・ブルーラグーンに入りながら、オーロラを眺めることもできるかも。

ゴールデンサークルなど、手つかずの大自然も見どころです。
 

まとめ

以上、夜景を見に行きたい7つの国をご紹介しました。

ベストな夜景が見られるかどうかは天候に左右されることもありますが、夜景を見に訪れた体験は一生ものです。ぜひ、写真や映像などで気になったところが見つかったら、実際に出かけてみてくださいね。
 

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