海外旅行で眠れない原因と海外でもぐっすりと眠るための4つのコツ

最終更新日 2019/09/27

海外旅行に行くと普段のように眠れないという悩みを持つ人はいないでしょうか？

海外旅行先ではいつもと環境が異なるので、観光やアクティビティで疲れているはずなのにぐっすり眠れないことがよくありますよね。睡眠時間が短かったり眠りが浅いと、疲れを取りきることができず、体調を崩してしまうこともあります。

海外で眠れない原因を知り、海外旅行先でもぐっすりと眠るためのコツを心がけましょう。睡眠不足や不眠を避けることで、万全の体調で海外旅行を楽しむことができますよ。

海外旅行で眠れない原因

海外旅行先で眠れないのは、いつもと異なる環境にいるからです。どのような環境になると、睡眠不足や十分寝た気になれない状況に陥るのでしょうか。海外旅行で眠れない原因をご紹介します。

海外旅行で眠れない大きな原因は、時差によるものです。

例えば日本よりも7〜8時間時間が遅れているヨーロッパでは、夜の0時が日本の朝7時〜8時となります。日本では起きる時間にヨーロッパでは眠りにつかなければなりません。特に日本で規則正しく毎日生活している人は、海外旅行の際に現地時間に体内時計が追いつかず、眠れないケースが生じます。

海外旅行中は、慣れない土地に滞在する不安や治安の心配などで常に気を張っています。日本と食事内容も異なるので、目新しく美味しい反面、胃が慣れていないので知らず知らずのうちに体に負荷がかかっているのです。

脳や体が緊張していると不眠になりやすく、日中の観光やアクティビティで疲れているはずなのに、夜に眠れない・寝付けないという状況に陥ります。

できるだけ節約した海外旅行をしたいと、ドミトリーに宿泊する人もいると思います。ドミトリーの共同部屋は、個室に比べて快眠度合いがかなり落ちます。

夜中に誰かが物音を立てれば気になってしまいますし、早起きの人がいればそれに合わせて起きてしまうこともしばしばです。また、プライベート性が低く心が休まらないのも、ぐっすり眠れない原因となります。

友達との旅行では、ホテルの個室で友達と一緒に寝ることになります。気の置けない友達でも、一人で寝るのとはやはり異なります。いびきが気になったり、夜中トイレに立つ音が気になったり。特に音が気になってしまい、眠りが浅くなることもあるでしょう。

睡眠不足になったり眠りが浅くなりがちな海外旅行ですが、心がけ次第で安眠に近づくことができます。海外旅行先でもぐっすり眠るための4つのコツをご紹介します。

海外旅行初心者や、海外旅行先でいつも眠れないなと感じる人は、旅行先として時差の少ない国を選ぶのがおすすめです。

日本から近い観光や台湾などのアジア、日本の南に位置するオーストラリアなは時差が少ない国です。時差がなければ日本と同じ体内時計のまま活動ができるので、体への負担が少なく日本の感覚のまま夜には眠たくなってぐっすり眠ることができるでしょう。

時差のない国への海外旅行は、日本に帰国した後のメリットもあります。時差ぼけで眠れない・昼間に眠たくなるなどの症状を避けることができますよ。

オーストラリアなど時差は少ないけど、飛行時間がそれなりに長い国へ行く際の注意点は、昼間発夜着の飛行機内で寝過ぎないことです。飛行機内で寝過ぎてしまうと、時差がないにもかかわらず到着してから夜に眠れない状態に陥ります。特に昼間発夜着の便に乗る際は、飛行機で必要以上に寝過ぎないようにしましょう。

海外旅行でぐっすり眠りたいなら、宿泊施設はしっかりと選ぶことが大切です。ドミトリーの共同部屋など、プライベート性が低く安眠を妨げる環境は避け、個室の宿泊施設を選びましょう。

ベッドのサイズやお部屋の大きさ、立地なども考慮し、自分がリラックスできる環境かどうかを見極めます。繁華街のホテルは立地が良くて便利ですが、夜に外がうるさい可能性があるので注意が必要です。

眠るための環境を少しでも整えるために、快眠グッズを持っていくのはおすすめです。ホットアイマスクやレッグウォーマーなどの体を温めるグッズや、香りで癒されるアロマグッズは寝る前にリラックスさせてくれるアイテムです。

普段使っているパジャマや枕を持参するのも良いでしょう。着なれているものや、使い慣れているものは気持ちが落ち着きます。ホテルや人の家だとなかなか眠れない人は、思い切って自分がいつも使っている枕を持っていくと、安心して眠ることができますよ。

海外旅行に出かけたら、その土地の美味しいものやお酒を楽しみたいですよね。しかし、食べ過ぎ飲み過ぎは禁物です。夜にたくさん食べ過ぎると胃がもたれて寝付けない原因になりますし、お酒を飲みすぎると気分が高揚して眠れなくなってしまいます。

海外旅行先でこそ、普段と同じような食事を心がけましょう。

海外旅行先ではどうしても緊張してしまうので、眠りが浅くなることが多くなります。ファーストナイト・エフェクトと言って、一夜目はどんな環境でもなかなか眠れないのも要因の一つです。

しかし、工夫と意識次第で眠れない問題を解消に近づけることができます。海外旅行先でも普段と同じように眠るためには、宿泊施設をきちんと選定し、十分にリラックスできる環境を作りましょう。