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海外旅行の持ち物でもっとも重要!パスポートの申請方法や注意点を確認しておこう

 最終更新日  

パスポートとサングラス

海外旅行に出かける時、物を忘れても最悪現地で買えます。しかし、パスポートを忘れたら飛行機に乗ることすらできません。

海外旅行の持ち物でもっとも重要と言えるパスポートについて、申請方法や注意点、パスポート以外で必要となる書類をご紹介します。
 

パスポートの申請方法

パスポートと申請書類

パスポートは、海外旅行に出かける際に個人ごとに持っておくべきものです。まだ自分のパスポートがない場合は、まずパスポートの申請を行う必要があります。

パスポートの申請場所は、住民登録をしている、または居住している都道府県の旅券窓口やパスポートセンターとなります。

窓口は1箇所ではなく、都道府県によって複数箇所あるので、居住している県の窓口の場所を確認しておきましょう。例えば東京都は新宿、有楽町、池袋、立川の4箇所に窓口があります。

初めてパスポートを申請する場合は、以下の書類が必要です。

・一般旅券発給申請書(申請窓口で記入可能)
・戸籍謄本または戸籍抄本(発行から6ヶ月以内)
・写真(規格を満たすもの)
・本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど1点、または健康保険証と会社などの身分証明書2点)

※住民登録をしている都道府県以外に居住していて、居住している都道府県でパスポートの申請を行う場合は、住民票写し(発行から6ヶ月以内・マイナンバーの記載がないもの)が必要です。

パスポートは有効期間の異なる2種類があり、それぞれ費用が異なります。10年用のパスポートは、20歳を過ぎないと申請ができません。

10年用:16,000円(都道府県収入証紙2,000円+収入印紙14,000円)
5年用(12歳以上):11,000円(都道府県収入証紙2,000円+収入印紙9,000円)
5年用(12歳未満):6,000円(都道府県収入証紙2,000円+収入印紙4,000円)

パスポートの申請を行ってから受け取りまでには、所定の日数がかかります。かかる日数は都道府県や窓口ごとに異なるので、詳しくは自分が申請する窓口の受け取り日数を確認しておきましょう。

パスポート受け取り日数の目安は、申請日から6日後〜10日後(土日祝日やお盆・年末年始の休みを除く)です。ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始など海外旅行の繁忙期1ヶ月前は窓口が混雑し、通常より日数がかかる場合もあります。パスポートの申請は余裕を持って行いましょう。
 

海外旅行の際のパスポートに関する注意点

カレンダーを指さす男性の手

すでにパスポートを持っている人でも、海外旅行の際に注意しておきたい点があります。それは、残存有効期間と旧パスポートの取り扱いについてです。
 

残存有効期間について

海外旅行の際は、パスポートを持っているということだけでなく、残存有効期間についてもきちんと確認する必要があります。残存有効期間とは、パスポートに記載されている有効期間の残りのことです。
国によって必要な残存有効期間が異なります。例えばアメリカなら帰国時に90日以上、シンガポールなら入国時に6ヶ月以上の残存有効期間が必要です。

残存有効期間が足りない場合、最悪のケースでは入国拒否となります。そして、入国できない場合は自力で飛行機を予約して帰国する必要があります。
海外の空港で別室に連れて行かれたり、定価で航空券を買わなければならないなど、予期せぬトラブルに巻き込まれるので、有効残存期間には十分ご注意ください。

パスポートの有効期限が1年を切ったら、新たにパスポートの申請を行うことができるので、旅券窓口やパスポートセンターで新しいパスポートの発行手続きをしましょう。
 

旧パスポートついて

もう一つ、海外旅行の際に注意が必要なのは、間違えて旧パスポートを持っていかないことです。

5年、10年の有効期間の期限切れによるパスポート申請をした場合、古いパスポートは返納するか穴を開けてもらう、「VOID」というスタンプを押してもらうなど、古いパスポートが無効になる対応をします。

旧パスポートと新しいパスポートは同じ有効期間であれば見た目が同じなので、間違って旧パスポートを持っていかないよう十分に注意しましょう。
 

パスポート以外に必要書類がある場合

「VISA」の文字のスタンプ

国によっては、観光目的の入国でもパスポート以外にビザなどの書類が必要な場合があります。海外旅行先がビザなしで観光できる国なのか、特別な書類が必要な国なのかは、事前に確認しておきましょう。

観光目的の滞在でもビザが必要な国は、インドやブラジル、ロシアなどです。また、アメリカ(アメリカで乗り継ぎを行う場合含む)では「ESTA」と呼ばれる電子渡航認証システムの申請が必要です。

「ESTA」の申請は、渡航の72時間以上前までに行うのが望ましいと言われています。インターネットで申請できるので、航空券の購入時に「ESTA」の申請も済ませておくと良いでしょう。費用は14ドルです。

「ESTA」は一度申請を行えば、2年間は有効です。ただし、2年以内にパスポートの有効期限が切れた場合は、そのタイミングで「ESTA」も無効となります。
 

パスポートの申請方法や注意点を確認して海外旅行へ

パスポートは海外旅行の持ち物の中でもっとも重要です。パスポートがなければ飛行機に乗ることができませんので、海外に行くことができません。

初めてパスポートを申請する人は、申請場所や受け取りまでの日数をよく確認し、余裕を持ってパスポートの申請を行いましょう。

すでにパスポートを持っている人は、有効残存期間のチェックと、旧パスポートとの取り違えにご注意ください。

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