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海外旅行でお得に外貨両替!そのポイントをご紹介

 最終更新日  

ユーロ紙幣、コインとレートが書かれた紙

海外旅行に行ったら、日本のお金を外国のお金に両替する必要がありますが、海外旅行初心者の方の中には、両替する際に何を注意すればよいのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、両替する際の注意点やポイント、両替方法別のメリットとデメリットをご紹介します。心配事がある方は、事前にこちらの記事を読むことで、安心して海外旅行中に両替をすることができるかもしれません。
 

両替について知っておきたい注意点やポイント

外国の紙幣とコイン

両替には手数料がかかります

外貨に両替する際には、為替手数料や両替手数料がかかります。

為替手数料は、違う国の通貨に交換する際にかかる手数料です。両替は、為替レートに為替手数料を含めた両替レートで行います。

例えば、1ドル108.64 円の為替レートで、1USD= 111.3700 JPY、と書かれている場合は、1ドルにつき2.73円の為替手数料が必要です。1ドルではあまり金額が高いように感じないのですが、300ドル両替する場合は819円になってしまいます。

両替手数料は、両替をする時に発生する手数料ですが、お店によっては無料のケースもあるようです。

両替レートや両替手数料は両替所ごとに異なるので、空港など両替所が複数ある場所では、手数料があまりかからないお店を選ぶと良いでしょう。
 

ドルやユーロなどは日本で両替したほうが、手数料が安く済みます

ドルやユーロの場合は、国内で換金したほうが有利です。旅行の際に余った紙幣も、日本に帰ってきてから再両替すると良いでしょう。
 

両替金額は使い切れる金額で

外貨両替し過ぎて、外貨が余ってしまった場合、紙幣ならば、日本円に再度両替することができます。しかし、手数料が2度かかるため、余計な出費が増えてしまいます。

わたしは1回で2~3万くらい両替することが多いのですが、その金額ならば、大抵使い切ることが可能です。足りない場合は、1~2回、追加で両替することも。ですが、なるべくクレジットカード払いやクレジットカードのキャッシングで対応するようにしています。
海外では、日本のように現金が主流の国は少ないので、現金をあまり持たなくても、過ごせる場合が多いです。

国によって物価が異なりますが、わたしは1週間~10日くらいの旅(航空券やホテルは事前に予約や支払い手続きを完了済)で、10万くらい持参していました(旅行先は欧米が中心でした)。

ツアーに参加する場合は、食事代やオプショナルツアーなどの費用も事前に払うことが多いので、もっと少ない金額でも大丈夫でしょう。

現地のお金に両替しすぎると、お金をスリなどに盗まれた時に大変です。お金は盗まれても海外旅行保険で補償されないのであまり大量に両替せず、複数の場所に分けてしまうと良いでしょう(財布、シークレットポーチなど)。
 

小銭は再両替できません

小銭は外貨両替ができないので、帰国する前の空港でおみやげを買うなど、現地空港でなるべく使うようにしたほうが良いでしょう。

欧米では、レストランやホテルでサービスを受けた時、トイレを使う時など、チップのために小銭を使う機会が多いですが、空港で出国手続きをした後は、チップのための小銭は必要なくなります。

余った小銭は旅の思い出に残しておくこともできますが、海外の小銭が寄付できる募金先に寄付する方法も。または、ポケットチェンジのように、ポイントと交換するのも良いかもしれません。次回の旅のためにとっておく、という方法もあります。
 

国によっては高額紙幣(100ドル紙幣など)があまり使えないケースも

日本の1万円は普通に使うことができますが、国によっては、高額紙幣が一部店舗でしか使えなかったり、お釣りをその分だけ用意していなかったりするケースもあります。

もし、高額紙幣に外貨両替された場合は、その時点で、少額紙幣にくずしてもらうと良いでしょう(ドルの場合、1ドル~20ドルくらい。)

また、海外では小銭を使う機会が多いので、外貨両替する時に小銭も混ぜてもらうようにお願いしてみてください。
 

その国の通貨よりもドルに価値がある場合も

例えば、ロシアや南米のように、ドルが自国の通貨並みかそれ以上の価値を持っている国もあります。
その場合、ドルへの両替をメインにして、旅行先の国の通貨には両替しないか、両替を少しだけにしたほうが良いでしょう。
 

両替すると自ら持ちかける人には近づかないように

他の両替所よりも安く両替できると、闇両替商に客引きされても、公認の両替所を使うようにしましょう。偽造紙幣に交換されたり、手数料を多く取られたりする可能性も高いからです。
 

最初に見つけた公認両替所で両替がおすすめ

両替所によってレートは多少異なりますが、レートの違いを見比べて歩き回るのも大変なので、近くに店舗がない場合は、最初に見つけた場所で両替するのが良いと思います。
 

換金された時の両替証明書やレシートはとっておきましょう

再換金の際に必要になるケースもあります。
 

国内・現地での両替方法別メリットとデメリットを比較

100ユーロ紙幣

日本での両替方法

日本の場合、空港で両替するのが一般的でしょう。

■空港
成田空港の場合、空港直営の両替所・GPA(グリーンポート・エージェンシー)が、手数料が安いようです。

【メリット】
出発前に両替できるので、前日までに準備ができない場合も便利。日本語が通じるので安心して両替できます。

【デメリット】
混雑する場合もあるので、早めに空港に到着したほうが良いです。銀行で両替する場合、手数料は高めです。

他に、下記のような方法もあります。日程に余裕があれば、為替レートの条件が良い時を選んで両替することもできるでしょう。

■銀行
【メリット】
安心感があります。高額の両替も対応可。外貨宅配サービスも一部で行われています。

【デメリット】
手数料が高めです。外貨両替できるお店が限られています。宅配の場合、日数やお金が店頭よりもかかります。

■専門業者(Travelexなど) 
【メリット】
マイナーな通貨にも換金可能。

【デメリット】
手数料が高め。

■金券ショップ(大黒屋など)
【メリット】
手数料が安いです。ネット郵送にも対応。

【デメリット】
偽造通貨が使われている可能性も(大手ならば、ある程度信用できます)。ネット郵送は、手数料が高め。ネット郵送は、早めに申請する必要があります。

■FX会社(マネーパートナーズ)
【メリット】
手数料がかなり安いです。追加料金を払えば、空港で受け取ることも可能。(成田・羽田・中部・関空の4空港)

【デメリット】
口座を開設するなど、手続きが面倒。日数もかかります(最長で11日以上)。

 

現地での両替方法

 
現地に到着するのが深夜や早朝でなくて、すぐに移動する必要も無い場合は、現地で両替するのも良いと思います。

■空港や駅
【メリット】
タクシーのチップ代や公共交通機関に乗るための小銭など、すぐお金を使いたい時に便利です。

【デメリット】
レートが悪いので、少な目に両替して、足りなくなったら、街で両替することをおすすめします。深夜や早朝は開いていない場合も。

■銀行
【メリット】
金額が多くても両替することができます。現地では最もレートが高いです。

【デメリット】
営業時間が決まっていて、休業日もあります。都市部でないと見つかりにくいことも。

海外旅行初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、両替する代わりに、クレジットカードでキャッシングするという方法もあります。路上にあるATMでキャッシングする場合は、周囲に怪しい人物がいないかチェックし、警戒を怠らないようにしてください。キャッシングの利息は日割り計算なので、帰国してから一括で繰り上げ返済すると、利息が安く済みます。キャッシング枠がないとお金をおろせないので、旅行前に確認しておくようにしてください。

クレジットカードはVISAとMasterが主流で、お店によっては片方しか使えないケースも。ですので、できれば2枚持参することをおすすめします。VISAの場合はVISA 以外にPlus、Masterの場合(JCBも)はMaster 以外にcirrusのマークがある場所でも、キャッシングすることができます。

キャッシングは便利ですが、カードが使えない国では、お金をおろすことができません。その場合、国際キャッシュカードや国際デビットカードでおろすと良いでしょう。
 

■公認の両替所
【メリット】
空港や駅よりは手数料が安いです。町の中心部にある場合が多いので、観光ついでに立ち寄ることができ、かなり便利です。

【デメリット】
出入りする時に、スリやひったくりに注意が必要です。人通りの多い、治安の良さそうな店を選びましょう。手数料をごまかされたり、計算を間違えられたりする可能性もあるので、両替証明書と金額が合っているか、店内で確認するようにしましょう。両替所内でお金をしまってから、外に出てください。

営業時間が決まっているので、注意してください。田舎には店が少なかったり、なかったりすることも。事前に町で多めに両替しておくと良いでしょう。あまりにも高額だと手持ちのお金がなくて換金できない可能性もあります。

■ホテルのフロント
【メリット】
両替は簡単にできます。英語が母国語の国以外でも、英語で対応可能です。
いつでも両替ができます。

【デメリット】
レートが最も悪いので、最終的な手段です。

 

まとめ

以上、両替をする際の注意点やポイント、両替方法別メリット・デメリットをご紹介してきました。

この記事を参考に、なるべくお得に両替をしてみてくださいね。

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