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海外旅行の手荷物はどうする?機内持ち込みできないものとあると便利なものを紹介

 最終更新日  

海外旅行の際には必ず考えなければならないのは、手荷物として何を機内に持ち込むかです。

飛行機の中に持っていける手荷物と、預け入れなければいけないスーツケースのような荷物があります。機内に持ち込める手荷物には制限があるので、事前にしっかり確認しておくことが重要です。

今回は機内持ち込みする手荷物の注意点や持ち込みができないもの、機内に持ち込むと便利なものをご紹介します。

手荷物とは機内に持ち込みできるスーツケースやバッグのこと

機内持ち込みできる身の回り品

手荷物とは、機内に持ち込みができるスーツケースやバッグのことを言います。

海外旅行では大きなスーツケースにパッキングする人が多いでしょう。その大きなスーツケースとは別に、制限の範囲内で機内に手荷物としてバッグや小さなスーツケースを持ち込むことができるのです。

預け入れスーツケースが万が一きちんと到着しなかったことも考慮し、機内持ち込みの手荷物にはすぐ使うものや、なくなったら困るものを入れましょう。

なお、手荷物の他に身の回り品としてハンドバッグやショルダーバッグの持ち込みも認められています。パスポートやお財布、スマホなどの貴重品は身の回り品に入れて、肌身離さず持っておくようにしましょう。

機内持ち込みする手荷物の注意点

手荷物検査

機内持ち込みする手荷物には制限があります。荷物検査は預け入れ荷物のチェックインの後なので、持ち込みNGのものが手荷物に入っていると廃棄となります。

手荷物検査の時に慌ててしまわないように、機内持ち込みする手荷物の注意点を確認しておきましょう。

危険物は持ち込みNG

危険物とされているガス、火薬や燃料は手荷物、預け入れ荷物のいずれも持ち込みできません。

日用品として使う引火性や毒性のないスプレーは預け入れ荷物とすることはできますが、手荷物での機内持ち込みはできないのでご注意ください。

ライターやマッチは1人1個までは機内持ち込みが可能となっています。

カッターやハサミなどの刃物や先の尖った工具などは預け入れ荷物とすることができますが、機内持ち込みはできません。

液体は容量の制限あり

液体物を手荷物として機内に持ち込む場合は、容量の制限とパッキングのルールを守る必要があります。

化粧水やクリーム、ヘアワックス、マスカラなどは、液体物の取り扱いとなります。

液体物は100ml以下の容器に保存し、ジッパー付きの透明なプラスチック袋(縦横の合計が40cm)に容器を全て入れます。プラスチックの袋は1人1袋のみなので、この中に入れられる量だけ持ち込みができるということです。

ジッパー付きの透明なプラスチック袋はスーパーや100均で手に入りますので、事前に準備しておくと良いでしょう。

国際線では、液体の入ったペットボトルを持ったまま手荷物検査を通ることはできません。手荷物検査より前に購入したペットボトルは廃棄となるため注意しましょう。

出国手続き後に免税店や自動販売機で購入したペットボトルは、機内へ持ち込みが可能です。

サイズや重さの規定は航空会社によって異なる

機内に持ち込みできる手荷物はサイズや重さの規定があります。航空会社によってサイズや重さの規定が異なるため、搭乗予定の航空会社のホームページで確認するようにしましょう。

大まかには以下のような規定となっていることが多いです。

・3辺のサイズが115cm以内
・重さが7kg〜20kg以内

手荷物として小型のスーツケースや大きいカバンを持ち込む場合は、サイズや重さの規定を超えていないかどうか事前に航空会社のホームページで確認しておいてください。

サーフボードや楽器は要確認

サーフボードや楽器など大きい手荷物の取り扱いは、航空会社によって対応が異なるので事前に搭乗予定の航空会社に確認しましょう。

基本的には規定のサイズ・重量内であれば手荷物として機内持ち込みが可能ですが、サイズや重量をオーバーしている場合は預け入れ荷物となる場合があります。または、超過料金が必要な場合もあります。

実は持ち込みできないもの

機内持ち込みできない複数のライター

持ち込みNGと知らずに廃棄することになってしまった!と後悔しないために、実は機内に持ち込めないものを事前に確認しておきましょう。

液体物は条件が厳しく、機内持ち込みOKだと勘違いしていたけど実は違ったということがよく発生します。

具体的には歯磨き粉やリップグロス、万年筆のインクなど。バターや味噌、缶詰などの食材も液体扱いとなり機内持ち込みができません。

ライターは1人1個は機内持ち込みが認められています。喫煙者にありがちなのが、自分は手荷物に1個入れたつもりでも実は2個持っているというケースです。

手荷物検査でライターが見つかるとライターを廃棄するよう言われますが、どこにライターがあるかわからないという人がいます。ライターを廃棄するまでは手荷物検査を通れず、探している間にフライト時間が迫ってしまって慌てたという事態にもなりかねません。

手荷物検査で思わぬ廃棄となったり、時間をロスして焦らないよう、実は機内持ち込みできないものも確認しておいてください。

機内に持ち込むと便利なもの

海外旅行のガイドブック

手荷物として機内に持ち込むと便利なものは、

・機内で使うもの
・到着してすぐ必要なもの

の2つです。

機内で使うもの

海外旅行の長いフライトでは、機内で飽きてしまうこともしばしばです。雑誌やガイドブックを手荷物として持ち込むと、機内で暇を持て余してしまうのを避けられます。

特にこれから訪れる海外旅行先のガイドブックを見て予習するのがおすすめ。ここに行こう!これを食べよう!とワクワクしながら、機内の時間を過ごすことができますよ。

女性は化粧水やクリーム、ハンドクリームなど保湿ケアできるものを手荷物に入れておきましょう。こまめに手入れすると機内での肌の乾燥を防ぐことができます。

到着してすぐに必要となるもの

1〜2日分の着替え(特に下着類)やメイク道具など到着してすぐ必要になるものは、手荷物として機内持ち込みするのがおすすめです。

預け入れのスーツケースは、ロストバゲージなどで到着が遅れたり、最悪の場合見つからなくなってしまうことがあります。

すぐに必要なものが全て預け入れスーツケースの中に入っていると、現地に到着してすぐ購入しなければならないものが出てきたり、手に入らなくて困ったり、と海外旅行を楽しむことができません。

海外旅行先ですぐ使うものは、手荷物に入れておきましょう。現地に到着してすぐスーツケースを開く必要もなくなるので、初日は疲れて重たいスーツケースを開く気力がなくても対応できます。

海外旅行の前に手荷物の中身をよく確認しよう

海外旅行のパッキングを始める前に、預け入れスーツケースに入れるものと手荷物として機内に持ち込むものをよく精査しておきましょう。

やみくもにスーツケースにパッキングを始めてしまうと、後から移動させたり空港で物の出し入れが発生したりと不便です。

手荷物に入れたい中身をよく確認して、海外旅行の準備をしてくださいね。

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