女性に人気の街「グアナファト＆サン・ミゲール・デ・アジェンデ」に行きたい！

メキシコ観光といったら真っ先に思い浮かべるのは世界遺産の数々かもしれませんね。
しかし、近年では観光客の人気も分散しつつあります。

なにしろメキシコは、特有の街並みや日本人にさりげなくフィットする食文化、歴史を感じさせる民族衣装などの魅力が、日本人観光客の心を引き付けてやみません。

特に治安についても高い評価を受けている「グアナファト＆サン・ミゲール・デ・アジェンデ」をご紹介します。
女性の方でも安心してお出かけできるおすすめの都市です。

カラフルなコロニアルスタイルの街並みが美しい「グァナファト」

グァナファトはメキシコで最も美しいとされる都市です。
町全体がユネスコ世界遺産に登録されており、スペインの植民地時代のコロニアルスタイルが現在にも色鮮やかに残されています。

1548年に銀が発見されるまで、グァナファトは不毛の荒野でした。
一攫千金を目指して多くの移住者が詰めかけ、なんと18世紀後半には銀の生産で世界シェアの15％を占めたのだとか。
銀で外貨が豊富に流入した結果として、美術品のような街並みができあがったというわけです。

観光地として有名な要素はその色彩豊かな街並みと歴史なのですが、女性からの評価が高い理由は治安の良さが大きいでしょう。
海外では女性が夜に安心して出歩ける都市は多くありません。グァナファトはそういった意味で貴重な観光地なのです。

グァナファト州、サンミゲル・デ・アジェンデへ

グァナファトと同じく、サンミゲル・デ・アジェンデもまたコロニアルスタイルの建築群が目を引く都市です。
やはり銀の生産で成長を遂げた都市で、植民地時代の美術的な街並みがしっかり保存されています。

ただし、カラフルでありながら落ち着いた雰囲気も楽しめるので、じっくり街並みを見物したい方にはこちらの都市が合っているかもしれませんね。
お土産物として伝統的な陶器や民族衣装が数多く店に並び、そぞろ歩きの女心をくすぐります。

美しくもかわいらしい街並みに引き寄せられた芸術家が多く暮らす街ですから、魅力的な民芸品に必ず出会えるでしょう。
お土産物として購入するだけでなく、民族衣装に身を包んで散策するのもおすすめです。

グァナファトは先住民族の言葉で「カエルのいる山がちな場所」に由来するのだとか。
サンミゲル・デ・アジェンデはメキシコ独立戦争の指導者、イグナシオ・アジェンテにちなんだ名前。
いずれも西洋の文化を取り入れながら、メキシコの魂を忘れることなく胸に抱き続けた誇り高い都市です。
これから海外旅行を計画する女性は、ぜひグァナファトとサンミゲル・デ・アジェンデについてリサーチしてみてください。

 

 

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