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アメリカ旅行前に申請が必要な「ESTA」って?

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アメリカ旅行前に申請が必要な「ESTA」って?

初めての土地に旅行する時には、チェックしておきたいことが沢山あります。
特にアメリカへの旅行の際に気になるのが、「ESTA」。
旅行の前に申請しておくことが必要だといわれていますが、いったいどんな場合、何のために申請しなければならないのでしょうか?
今回は、「ESTA」とは一体何なのか詳しく解説いたします。

そもそも「ESTA」って何?

「ESTA」は、「電子渡航認証システム」のこと。
短期間の旅行などビザなしでアメリカに入国する人の情報を入国前にチェックするためのシステムです。
アメリカ国内外で深刻な問題となっているテロなどを予防するために、2009年から導入・義務化されました。

日本人がアメリカへ渡航する際には原則ビザの取得は必要ありません。
しかし、ビザが必要ない代わりに事前に渡米しようとしている人が保安上のリスクをもたらすことがないかどうかをチェック・認証する仕組みが「ESTA」なのです。

「ESTA」が必要な対象者は?

「ESTA」の申請が必要になるのは、ビザなしでアメリカへ入国するすべての人です。
観光はもちろん出張などさまざまな目的で渡米する人が「ESTA」の申請を行うことになります。
また、アメリカを経由してどこかほかの国へ行く場合にも申請する必要があります。
大人だけでなく子どもも申請が必要になるので、「ハワイへ家族旅行に行く」というような場合にはお子さんの分まで忘れずに申請するようにしてくださいね。

「ESTA」の申請方法とは?

「電子渡航認証システム」の字の通り、「ESTA」の申請はインターネットから手軽に行うことができます。
「ESTA」のホームページにアクセスしたら、入力フォームに名前や生年月日、パスポート番号などの個人情報を入力していきます。
その後、搭乗する飛行機の便名や「伝染病にかかっているか」「麻薬常習者か」「スパイやテロ活動に関係したことがあるか」などの質問に答えていきましょう。

記載事項を確認したら次へ進み、表示された申請番号を書き留めておいてください。
この申請番号は後日申請状況の確認をしたい時などに必要になるので忘れずに記録しておくようにしましょう。
その後、すぐに画面に「渡航認証許可」の文字が出たら申請完了です。
念のため画面をプリントアウトしておくようにしてください。

申請料金は1人14ドルかかります。
支払いはクレジットカードのみですので、用意しておくようにしましょう。

「ESTA」はいつまでに申請しておく必要があるの?

「ESTA」はいつまでに申請しておく必要があるの?

アメリカ政府は、「ESTA」の申請を飛行機に搭乗する72時間前までに済ませておくことを勧めています。
申請自体は飛行機に乗る直前までできますが、余裕をもって申請しておきましょう。
申請だけなら具体的な渡航スケジュールが決まっていなくてもできるので、「アメリカへ行くことになった」「ハワイに旅行しよう」と決めた時点で申請しておくようにしましょう。

ちなみに、一度申請してしまえばその認証は2年間有効になります。
ただし、パスポートの期限が切れた場合にはそれと同時に「ESTA」の認証も無効になるので注意しましょう。
結婚などでパスポートの苗字が変わった場合には、「ESTA」も再申請が必要になるので気をつけてくださいね。

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