海外旅行出発前か現地か？ 両替はいつ・どこでするのがお得？

海外旅行に行く前に当然準備する必要があるものの1つがお金です。
最近ではクレジットカードを使用する人も多いですが、現金しか使えない交通費やチップ支払いのためには現地通貨も必要です。
今回はよりお得な両替のタイミングと場所について、ご紹介します。

両替のタイミングはいつがいい？

【出発前に両替したほうがお得な通貨】
・アメリカドル
・ユーロ

アメリカドルは世界各地で、ユーロはヨーロッパの多くの国で流通・取引されている通貨です。
そのため、為替レートが経済の影響を受けて変動しやすいので、既に旅行先などが決まっていて、これらの通貨が使用されている国ならば、お得なタイミングで両替してしまう方が得策です。

ここで注意です。
アメリカに行く方は受けたサービスに対してチップを支払う文化があり、頻度も多いです。
両替の際は1ドル札を多めにしてもらいましょう。ヨーロッパにもチップを支払う習慣が残っていますが、アメリカほど頻繁に支払うことはないので、小さい額の紙幣はそれほど用意する必要はありません。

【旅行先で両替したほうが良い通貨】
・元
・ウォン
・フィリピンペソ
・マレーシアリンギット
・バーツ　　　など

アジア圏をはじめとする国への旅行なら、経済的に強い“円”から見れば、それほど大きく貨幣価値が変動しないうえ、流通する市場規模が小さいので国内で替えてしまうと、10～20％程度の手数料がかかってしまいます。

そのうえ手数料が安く済むこともあり、現地に到着してから両替をするのが一般的なようです。
帰国の際も現地で替えてきた方がよりお得です。

両替はどこでする？

両替は日本国内では銀行や郵便局、空港や金券ショップなどで、旅行先ではホテルや空港、街の両替所で可能です。
どこで両替するかによって手数料の金額が多少なりとも変わってくるので注意しましょう。

例えば、銀行や郵便局では手数料が為替レートに上乗せされています。
上乗せ分は1ドル当たり3円程度、ユーロなら1ユーロ当たり6円ほどのようです。

一方、金券ショップや街の両替所での両替手数料はそれぞれの店で異なります。
額が小さいので気にせず両替をしてしまう人もいるかもしれませんが、物価が高いアメリカやヨーロッパで過ごすとなると、当然金額が大きくなればなるほど手数料の差も大きくなります。場合によっては食事1回分ほどの費用を手数料として取られてしまうかもしれません。

ただし現地語に不安がある方は、もしかすると手数料を不正に多く取られるなど、騙されたりぼったくられてしまうかもしれないので、注意してください。

日本円と現地通貨を両替するという経験は、あまり海外旅行の経験がない方にとっては、旅行中のトラブルの原因やいつどこで両替をしたら良いのか、という悩みであるか思います。
そのような不安やトラブルを防ぎ、少しでも楽しくお得に海外旅行ができるよう、両替のことはきちんと知っておきましょう。

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