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カナダ・チャーチルに行くなら「ベルーガ」観賞がマスト!
最終更新日
カナダ・マニトバ州チャーチルは、真冬のオーロラやシロクマウォッチングで賑わう町です。
あまり知られていないのですが、夏には知る人ぞ知る「ベルーガ」の観光スポットになります。
ベルーガってどんな生き物? ベルーガウォッチングはどんなことができるの?
夏のカナダを訪れたら必見のチャーチル・ベルーガウォッチングについてご紹介します!
ベルーガに出会える街:マニトバ州チャーチル
カナダ中部にあるマニトバ州はハドソン湾に面していて、そこに流れ込むチャーチル川の出口にチャーチルはあります。
人口こそ少ないですがマイナス40度にもなる冬場には、オーロラやシロクマウォッチングの観光客で大盛況です。
夏は日照時間が極端に長くなるので、綺麗なオーロラを見るのは難しい時期です。
しかし日が長いこの時期だからこそ、チャーチルはベルーガと触れ合える人気スポットになります。
ベルーガってどんな生き物?
ベルーガとはシロイルカの別名で、冬場は温かいアラスカ南部のクック湾、カナダ南東部のセントローレンス湾に生息しています。
そして春になって北極圏の氷が解けるとベーリング海北部、オホーツク海、そしてカナダのハドソン湾にやってきて子育てをします。
「海のカナリア」とも呼ばれる美しい鳴き声が特徴的な生き物です。チャーチルでは7月から8月になるとハドソン湾南部のチャーチル川に、数千頭ものベルーガが集まってきます。
そのためホエールウォッチングの一環としてベルーガを見るツアーが用意されています。
母ベルーガは毎年同じ場所にやってきて子育てをするので、翌シーズン訪れた時に同じベルーガに再会する可能性があるかもしれません。
ボートやカヤックからベルーガウォッチング
そんなベルーガウォッチングのために間近で見られるボートツアーが用意されています。
好奇心旺盛なベルーガは、親子でボートの周りに集まってきます。
他にも、より近い距離で触れ合えるシー・カヤックやダイビングツアーもあるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
ベルーガは基本的に穏やかで人懐っこい性格なので、ダイビング中一緒に泳いだり、ぷるぷるのおでこに触れることもできます。
ベルーガも鼻先でダイバーをつついてからかってきたり、泡の輪っかを吐き出すバブリングで楽しませてくれるでしょう。
真夏のチャーチルは30度を超えることもしばしばありますが、ベルーガと一緒に泳ぐことで夏を涼しく過ごすことができます。
カナダといえば紅葉やオーロラなど寒い時期の魅力が有名ですが、真夏には海の見どころがたくさん詰まっています。
ボートツアーが行われる町の中心地は、チャーチル空港から車で10分と気軽に立ち寄れる地域です。
ベルーガと一緒に泳いで触れ合える、日本ではなかなかできない体験に挑戦してみてはいかがでしょうか。