リスクもある！ 海外Wi-Fiスポットを使うときの注意点

日本でもフリーWi-Fiを使ってスマホやPCを利用している、という方は少なくありません。
手軽に利用できるWi-Fiスポットは、海外においてもとても便利で有効利用している人も多く、今やなくてはならない存在となりつつあります。
しかし海外でWi-Fiスポットを利用する場合、リスクがあるということも頭に置いておく必要があります。
どのようなリスクがあるのか、注意点などを紹介します。

セキュリティ設定がされているかをチェック！

国内でWi-Fiスポットを利用する場合、セキュリティ設定してあるかどうかをチェックしている人はどのくらいいるでしょう。セキュリティ設定されているものは、カギのイラストが描いてあるのでわかりやすいかと思います。
海外でも同様のことがあり、セキュリティ設定つまり暗号化されていないWi-Fiスポットは、大きなリスクに侵されているかもしれません。

◆Wi-Fiスポットの利用で考えられるリスク
・ウイルスへの感染
・個人情報の流出
・アップデートを装った不正アクセス

特に個人情報の流出による影響は顕著で、そこからメールやSNS、さらにはクレジットカードのパスワードなどが盗まれてしまうということも実際に起こっています。
セキュリティ設定がされたWi-Fiスポットであっても、パスワードなどがこまめに変更されていない場合は、こういったリスクがある可能性もあります。
便利だからと安易に接続せずに、あらゆる方向からリスクを考えてから接続するようにしましょう。

ホテルでのWi-Fiは有料の場合も

都市部の大きなホテルであれば、Wi-Fiの利用が可能なところが多いです。
ホテルでWi-Fiを利用する場合、レセプションなどでIDやパスワードを取得してから利用ができる、というところもありホテルによって様々です。
最近はホテル内ならWi-Fiの利用ができることが増えていて、ビジネスマンにとっては非常に便利になりました。
しかしホテルのWi-Fiを利用する場合、無料のケースと有料のケースがあるため、事前にチェックしておく必要があります。
また、ホテル選びの際にWi-Fiの利用が可能かどうかを基準として選ぶこともひとつの方法です。

安全に利用するにはVPNで暗号化

リスクを考えれば、Wi-Fiスポットを利用しないことが一番ですが、それでも海外で安心してWi-Fiスポットを利用したい！と考える人も少なくありません。
そんな時はVPNという通信自体を暗号化するサービスを利用することをおすすめします。
これをＰＣなどに入れておくことで、解読を難しくして個人情報の流出を防ぎます。

何気なく利用していた海外のWi-Fiスポットですが、このようなリスクがあるということをしっかりと考えることが大切です。
ただ「すべての海外のWi-Fiスポットは危険だ！」というわけではありません。
きちんとしたセキュリティ設定がされているところもあれば、リスクが大きいスポットもある、ということです。
リスクを理解して、個人情報を守りつつ、その上でWi-Fiスポットを利用するようにしましょう。

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