【カナダ東部グルメ街道】～おみやげや収穫祭までカナダ東部でメープルシロップを堪能！～　

カナダは旅行先としても人気が高く、日本でも多くの観光客が旅行先として選んでいます。
「カナダ旅行ではどこに行こう」と迷っている方は、春先のカナダ東部に行ってみてはいかがでしょう。カナダ東部では3月頃からメープルシロップの収穫が始まります。今回は、春のカナダ東部でメープルシロップを堪能する旅についてご紹介します。

カナダのメープルシロップはどう作る？

メープルシロップは、サトウカエデという木の樹液を収穫し、それを煮詰めることで私たちの知っている飴色の姿になります。カナダ東部では毎年3月の下旬ごろ、夜の気温がマイナス6度、日中の気温が4度ほどになります。この時期、サトウカエデの樹液の糖分がピークになる時期を見計らって、樹液の収穫を始めるのです。

メープルシロップの収穫を体験しよう

カナダでも一二を争うメープルシロップ産地、オンタリオ州に訪れたらぜひ参加したいイベントが、メープルシロップ工場で行われる収穫体験です。樹木に差し込んだ蛇口のような部品から、樹液がゆっくりとしたたり落ちる様子を見学することができます。バケツに溜まった樹液は工場に運ばれ、40リットルの樹液が1リットル程度になるまで煮詰めます。できたたてのメープルシロップを使った料理を楽しめることも、収穫体験の楽しみのひとつです。

収穫祭も開催される！

メープルシロップの生産のピークである３月の下旬から５月のイースターごろまで収穫祭が行われます。この時期はサトウカエデの森にある作業小屋『Sugar shack』が大盛況です。収穫祭ではその年に採れたメープルシロップの販売があり、メープルシロップを使った伝統的な食べ物を楽しむこともできます。
日本で見かけることは珍しいですが、メープルシロップを使ったハムやベーコンなどはカナダでは定番の食べ物。お菓子の種類も豊富で、煮詰めたメープルシロップを雪の上で固める「メープルタフィー」やシュガーキャンディ、メープルバターなどが人気です。

おみやげにもメープルシロップを忘れずに！

Sugar shackでメープルシロップを堪能したら、おみやげにも忘れずに購入しましょう。裏面のラベルを確認して、『Canada Grade A』という正式な基準を満たしたメープルシロップを購入するようにしましょう。日本でもメープルシロップを購入することができますが、本場のメープルはやはり一味違います。メープルシロップは色の濃さでフレーバーが変わると言われているので、好みのフレーバーを探してみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか？
王道の観光もいいですが、ちょっと足を伸ばして普段は体験することができないことを体験するのも旅行の楽しみ方のひとつです。おみやげにする際は、瓶が割れないようにタオルなどでしっかり包んで、スーツケースの真ん中に入れて持ち帰りましょう。メープルシロップは日本でも定番の食材ですが、本場カナダで流行っている食べ方は一味違います。ご自身の舌で味わってみてはいかがでしょうか。

 

 

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