アメリカ第三の都市シカゴ：直行便で行く夜景や五大湖レジャーの魅力

アメリカ・イリノイ州シカゴ市は、ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ規模を持つ第三の都市。シカゴには五大湖などの自然や、高層ビル群の夜景、ジャズをはじめとした文化イベントなど大人っぽい魅力が詰まっています。
今回はシカゴの魅力について、魅力的な観光スポットや観光のコツをご紹介します。

五大湖レジャー：ミシガン湖に接する水辺の街シカゴ

シカゴは五大湖のひとつ「ミシガン湖」に接する水辺の街。
湖の向こうにはウィスコンシン州がありますが、対岸が見えないほどの広さを誇ります。
夏場は透き通ったエメラルドグリーンの湖で泳ぐこともでき、サーフィンを楽しむ人の姿もよく見られます。浜辺をジョギングしたり、レンタサイクルを借りて走っても良いですね。
冬のシカゴは－10℃に達することもあり、湖面の波がそのまま凍り付きます。
時々濃霧が発生することがありますが、霧に包まれたシカゴのビル群も幻想的です。

高層ビルと夜景：絶景のタワーとシカゴの摩天楼

1871年の大火によって、シカゴはほとんどまっさらな土地になってしまいました。
しかし当時の最新技術をつぎ込んだ高層ビルが次々に再建され、今ではアメリカ屈指の摩天楼が完成しました。
シカゴ建築を代表するトリビューンタワーや時計台のあるリグレービルは、100年前の建築物とは思えない佇まい。
もちろんIBM本社ビルやトランプホテル&タワーなど、最新の超高層ビルも立ち並んでいます。シカゴ最大のビル「ウィリスタワー」は地上422mまで上ることができます。シカゴ建築のライトアップや超高層ビルから眺める夜景を求めて、わざわざシカゴを訪れる方も多いとか。

文化・音楽イベント：ディズニーやジャズなどの行事が目白押し

シカゴは毎月のようにイベントが開催される文化の街でもあります。
8月末に行われる「シカゴジャズフェスティバル」は、世界でも有数のジャズの祭典。
ミレニアムパークで行われるこのイベントは、プロの演奏をすべて無料で楽しめます。ジャズの本場シカゴで、本物の音楽を堪能してみてはいかがでしょうか。

11月、シカゴの冬の始まりを告げる街路樹の点灯式では、「マグニフィセントマイル・ライツ・フェスティバル」というパレードが行われます。さまざまな出し物が目抜き通りミシガン・アベニューを行き交うのですが、その中にはミッキーとミニーの姿が！　他にもさまざまなディズニーキャラクターが通りを練り歩きます。

治安と景観：アメリカの中でも安全で落ち着いた街並み

シカゴは全米都市の中でも比較的治安のいい街として知られています。
他の都市では犯罪が起きやすいエリアが街中に散らばっているのに対して、シカゴの場合は南部のサウスサイドに集中しています。危険エリアが絞られているため、旅行者に多い「知らずに足を踏み入れてしまう」といった心配が少ないのです。
もちろん日本ほど安全というわけではないので、駅や公園ではスリ等に気を付けましょう。

高層ビル群などがあるシカゴですが、街並みにギラギラした印象はありません。
むしろ大都市にもかかわらず緑や水辺に溢れており、落ち着いた雰囲気を持っています。他の都市と比べてもゴミや落書きが少なく、景観が綺麗なことも嬉しいポイントです。

ニューヨークやロサンゼルスなど華やいだアメリカとは違った魅力を持つシカゴ。
2016年には日本からシカゴ・オヘア空港への直行便も開設され、連日多くの旅行客が往来しています。
文化や自然溢れるシカゴで、アメリカの新たな一面を楽しんでみてはいかがでしょうか？

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