バルト三国の「三国」はどこの国?

バルト三国とはバルト海の東側に位置する3つの国の総称で、

北からエストニア、ラトヴィア、リトアニアの3つの国家を指します。

いずれの国も面積は小さく、バルト三国を合わせても日本の約半分ほど。

「バルト三国」とひとくくりで紹介する事も少なくありませんが、

それぞれの国に独自の民族・独自の言語があります。

いずれの国も日本からの直行便は就航しておらず、フィンランド航空利用で

ヘルシンキを経由して、最速で各国の首都まで行く事ができます。

フィンランドに一番近いエストニアの首都・タリンはヘルシンキから海を

隔ててわずか約90kmほどの距離。

高速船で約2時間で行けることから、日帰りで訪れることもできます。

バルト三国の「三国」はどこの国?

エストニア ~首都:タリン~

エストニア ~首都:タリン~

バルト三国で一番北に位置するエストニア。首都のタリンはフィンランド湾に面した港町で、フィンランドの首都・ヘルシンキとはわずか90Kmほどの距離。船で約2時間ほどで行けることから、ヘルシンキから日帰り観光も可能です。

首都のタリンには旧市街地があり、北ヨーロッパで最も保存状態がよいと言われている旧市街のひとつで、世界遺産にもなっています。観光のみどころは城壁に囲まれた旧市街に集中しており、中世の雰囲気を残す街並みを散策しながら買い物やお食事を楽しむ事ができます。

ラトヴィア ~首都・リガ~

ラトヴィア ~首都・リガ~

エストニアとリトアニアに挟まれたラトヴィア。首都のリガは人口約70万人でバルト三国で最も大きな町です。タリンと同様にリガにも旧市街地があり、現存するバルト三国最古の建築・リーガ大聖堂(1211年創建)をはじめ、中世の建造物が残る旧市街地が世界遺産になっています。

リガへはヘルシンキやストックホルムなどから飛行機がございますが、ストックホルムからは毎日クルーズ船も就航しており、バルト海のクルーズをお楽しみいただくこともできます。

また、リガからバスで約1時間30分ほどの町・バウスカには「バルトのヴェルサイユ」とも称されるルンダーレ宮殿があります。約250年前に立てられたバロック式の豪華な宮殿は1年を通して観光が可能です。

リトアニア ~首都・ビリニュス~

リトアニア ~首都・ビリニュス~

バルト三国で最も南に位置するリトアニア。首都のビリュニスはタリン、リガと同様に中世に造られた旧市街地があり、こちらも世界遺産になっています。

リトアニアというと日本人にとっては杉原千畝を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。1940年の第二次世界大戦初期、リトアニアの首都であったカウナスの領事代理であった杉原千畝がポーランドからリトアニアに逃れてきたユダヤ人に対して独断で日本の通過ビザを発給し、多くの人々を国外に逃がし、ナチスの迫害から救った話はあまりにも有名です。その功績はリトアニアでも評価され、現在、カナウスにはかつての日本領事館が杉原記念館として保存して後世に伝えられています。

カウナスの他にもシャウレイの「十字架の丘」も有名なスポットの一つです。今から約190年程前にロシアに対する蜂起の後に処刑や流刑にされた人々への鎮魂のために十字架を立てたのが始まりだと言われていますが、現在でもその数は増え続けています。芸術的な十字架から小さなロザリオまで、様々な十字架が立ち並ぶ風景は壮絶なものです。ビリニュスからバスで約4時間ほどの場所にあり、アクセスが良いとは言えませんが、ビリニュスをもちろん、ラトヴィアの首都・リガからもバスで行く事ができますので、リガからビリニュスへ移動する途中に訪れてみるのもよいでしょう。