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ジョバンニのイタリアの香りカフェの話!

イタリア人の1日のはじまりは朝のバールでの一杯からはじまります。多くのイタリア人の朝食はバールでのブリオッシュ(コルネット)とカプチーノです。それを立って食べ、仕事に向かいます。所要時間5分ほどの想像以上に簡素な朝食です。

イタリア人の友人に日本人が朝食にご飯と味噌汁とおかずを食べることを説明した際に日本人は朝からそんなに食べるのかとその驚きの顔が忘れられません。

 

今日はカフェの中でもイタリア人によく飲まれている人気のものを紹介するぜ!

ジョバンニのイタリアの香りカフェの話!

イタリア人のコーヒー好きは有名ですが、朝食はコーヒーに泡立てたミルクを入れたカプチーノが定番です。仕事の合間のブレイクには濃いエスプレッソを飲む人が圧倒的に多いです。

バールで飲むコーヒーにはいくつもの種類がありますが、コーヒーとミルクを混ぜた日本でもおなじみのカフェラッテの他にもいくつかご紹介しましょう。ちなみにラッテ(LATTE)はイタリア語で牛乳のことです。

・カフェ・マキアート(Caffe Macchiato)

これはカフェ・エスプレッソに温めたミルクを少し入れたものです。エスプレッソは濃すぎてという方にはおすすめです。

ちなみにマキアートとはシミという意味です。濃いエスプレッソに温めたミルクでシミをつけるというイメージですね。

それでは逆に少し大きめのグラスに温めたミルクを入れてそれにコーヒーを少しいれたら何になるでしょうか?

・ラッテ・マキアート(Latte Macchiato)

その答えがラッテ・マキアートです。温めたミルクにコーヒーのシミをつけたものですね。これも人気が高いです。

主体はミルクなのですがエスプレッソを少し加えただけでいいコーヒーの香りが全体にひろがり、しかもグラスにはいっているのでボリュームも満点です!

・カフェ・マロッキーノ(Caffe Marocchino)

この飲み物もエスプレッソから派生した一品です。エスプレッソにカプチーノをつくる時に使う泡立てた温かいミルクを入れその上にカカオをふりかけたものです。色もカプチーノよりはエスプレッソが多い分濃い色をしています。余談ですがカプチーノの名前の由来はカプチーノ派の僧侶が身につけているけさの色からきています。面白いですね。

・カフェ・コレット(Caffe Coretto)

これもおすすめの一つですが天才イタリア人ならではの発想でできたものでしょう。なんとエスプレッソにお酒を入れたものです。ただそれだけなのですがお酒の種類は問いません。自分の好きなリキュールをエスプレッソに入れてもらうだけです。イタリア人の多くが食事を終えた最後にコーヒーを飲みその後にまた食後酒を飲んでえんえんと話を続けるパターンが多いのですが、いわばその食後のコーヒーと食後酒を一つにまとめたイメージです。

葡萄のかすからできた強い蒸留酒のグラッパ(度数は40度以上です)をいれてもらったりさまざまです。お酒は勿論常温でいれますがエスプレッソが熱いのですぐに身体もあたたまります。

身体をあたためると言えば冬の寒い朝ベネチアのバールに行ったときのこと。これからお店やオフィスの掃除をするという労働者が数人がグラスに温めた白ワインを飲んで話こんでいた光景を思いだします。朝から寒さを吹き飛ばしていました!

皆さんもイタリア旅行中にいろんなカフェで楽しんでみてはいかがでしょう!!