ジョバンニの旬の味覚が並ぶ野菜市場の話

イタリア食材にかかせない市場やメルカートとよばれる青空市の話をしよう。

イタリアの一日のスタートはこの市場から始まるといってもいいんだぜ。

イタリアにある数ある市場の中で最大のものはというとミラノにある中央野菜市場なんだけど、ここは365日年中無休で営業しているんだ。まだ暗い4時過ぎくらいから各地からトラックが乗り付けて運搬していくし、ミラノからだとスイスへの輸出も行われているんだからすごいだろ。

各地このように大きい市場を除いてもいわゆる青空市場といわれるメルカートがたくさん存在するんだ。各地のメルカートは毎週決まった曜日に立つんだ。同じ八百屋でも店ごとに扱う野菜が違うから面白いんだ。サラダ菜がメインの店や、いろんな種類のトマトだけを扱っている店、旬の物だけをとりそろえている店など多種多様、さすがイタリアという感じだね。
アーティチョークをミニトラックに山ほど積んで売ってたりとか5月から6月にかけては旬のソラマメがたくさんでるんだ。その売るときののんびりした光景が目に焼き付いてるけどイタリアのよさだね。。だいたい100グラム単位で売られる量（はかり）売りなんだろうけど、量らずにどさっと袋にいれてもっていけというあたりイタリアらしくていいね。おばさんの目による量り売りというわけだ。
みんなもイタリア滞在中に一度はこの青空市場によっておばさんから果物など買ってホテルの部屋で食べてもいいね。市場のおばさんとのやりとりも楽しいからね。必ずといっていいほどおまけがついてくるんだ。忘れられない思い出になることまちがいないぜ。

この食材はキク科に属し日本ではチョウセンアザミとよばれているんだ。アクが強いので料理をする時には葉を指で広げたアーティチョークをレモンをしぼった水につけてからそのまま塩ゆでしてから食べるんだ。最高の味を楽しめるぜ！

ウイキョウはイタリア語でfinocchio(フィノッキオ）というんだ。独特の香りがする野菜で薬草としても利用されているんだ。日本ではおめにかからない野菜なのでイタリア旅行中に一度は食べてみたい食材の一つ。焼いて食べてもおいしいぞ！