ノルウェーを紹介します!

ノルウェーは国土の北半分が北極圏にありながら、沿岸を流れる暖流の影響で

海岸部は比較的温暖な気候です。

夏のメインはフィヨルド観光、冬はオーロラ観賞と1年を通して観光が楽しめます。

首都のオスロをはじめ、フィヨルド観光やオーロラ観賞の起点となる

ノルウェーの町を紹介します!

ノルウェーを紹介します!

オスロ ~OSLO~

ノルウェーの首都で、ノルウェー最大の町。

オスロは外海からオスロフィヨルドを約100kmほど入った場所に位置する緑豊かで静かな港町です。観光スポットやホテル、レストランなどはオスロ中央駅、オスロ王宮、市庁舎前広場付近に多くあります。市内の交通網が整備されているため、トラム(路面電車)や地下鉄などを利用して移動もしやすく、観光がしやすい町です。

≪おすすめ観光スポット≫

・オスロ王宮

約170年前に建造された王宮。現在もノルウェー国王が暮らしています。(王宮内の見学は夏期のみ)

・アーケシュフース城

約720年前に建造されたお城。城壁で囲まれたお城からはオスロフィヨルドを望むことができます。

・オスロ市庁舎

ノーベル平和賞の授賞式が行われる場所として知られています。ちなみ平和賞以外の授賞式、晩餐会はスウェーデンのストックホルムで行われます

・国立オスロ美術館

オスロ出身の世界的な画家・ムンクをはじめ著名な画家の作品をが収蔵されています。また、ムンク生誕100年を記念して建てられたムンク美術館もあり、そちらにも数多くのムンク作品が展示、所蔵されています。

ベルゲン ~BERGEN~

ノルウェー第2の町・ベルゲンはノルウェー最大の港湾都市です。

通年観光が可能なソグネフィヨルドの観光の拠点となっており、多くの観光客が訪れます。町の中心となるのは港周辺でホテルやシーフードレストランなど建ち並びます。また、オスロからの列車が到着するベルゲン駅周辺もホテルや美術館などが多く、港周辺と合わせて観光スポットになっています。

≪おすすめ観光スポット≫

・ブリッゲン

カラフルな木造建築が立ち並ぶエリアがブリッゲン地区と呼ばれ、世界遺産になっています。13~16世紀に建てられた建物は、かつてはドイツのハンザ商人が利用していましたが、現在ではレストランやお土産店、工房などに使われています。

・フロイエン山

標高320m、ケーブルカーで6分ほどで頂上まで上る事が出来ます。山頂からはベルゲンの町が一望でき、ベルゲンに来たら訪れたいスポットのひとつです。ケーブルカーは 23時まで運行されていますので、ベルゲンの夜景観賞にもおすすめのスポットです。

・魚市場

港の前の広場と、観光案内所の建物内の2カ所あります。ノルウェー産の新鮮な海産物が並び、レストランや露店でシーフードを味わうこともできます。屋外マーケットは夏季限定(5月~10月)、屋内マーケットは通年営業しています。

フィヨルド ~FJORD~

フィヨルドとは氷河による侵食で造られた谷(氷食谷)に海水が入り込んで形成された地形の事で、ノルウェー語で「入り江」を意味しています。

ノルウェー西部の海岸線には無数のフィヨルドが存在しています。その中でも代表的なものが「ソグネ」「ガイランゲル」「ノール」「ハダンゲル」「リーセ」で、これらは通称「5大フィヨルドと呼ばれシーズンには世界各地から訪れる観光客で賑わいます。

≪ソグネフィヨルド≫ 観光シーズン:通年

ノルウェーを代表するフィヨルド。欧州最大の規模で、5大フィヨルドの中で唯一通年観光ができるフィヨルドです。ベルゲンから日帰り観光が一般的で、フロム鉄道とフェリーを乗り継ぎながらの周遊ルートは5大フィヨルドで一番の人気を誇っています。

≪ガイランゲルフィヨルド≫ 観光シーズン:5月~9月

ソグネフィヨルドに並ぶ人気スポットです。オースレンの町からの日帰り観光が一般的でラウマ鉄道とフェリーを乗り継いでめぐる周遊ルートは世界屈指の景観がご覧いただけます。

≪ノールフィヨルド≫ 観光シーズン:6月~8月

ソグネフィヨルドとガイランゲルフィヨルドの間にあり、ソグネとガイランゲル観光の途中に立ち寄るのがい一般的です。周遊ルートでなく、欧州一の規模を誇るブリクスダール氷河の観光がメインになります。

≪ハダンゲルフィヨルド≫ 観光シーズン:5月~9月

ソグネフィヨルドの南にあり、世界で3番目に長いフィヨルド。ベルゲンから日帰り観光が一般的で、鉄道、フェリー、バスを乗り継ぐ周遊ルートがあります。他のフィヨルドに比べると険しさがなく、穏やかで牧歌的な風景が特徴です。

≪リーセフィヨルド≫ 観光シーズン:5月中旬~9月上旬

5大フィヨルドの中で一番南に位置するフィヨルドです。ベルゲンやオスロからの日帰りは難しく、スタヴァンゲルからの日帰り観光が一般的です。リーセフィヨルドのハイライトは「教会の説教壇」の意味を持つプレーケストーレン。高さ600mの断崖絶壁をを徒歩で片道約2時間のハイキングで上り、眼下のフィヨルドを眺めるその風景は圧巻です!

 

トロムソ ~TROMSO~

北緯70度に位置する北極圏最大の町。この町では夏(5月下旬~7月下旬頃)には1日中沈まない太陽(真夜中の太陽)や、真冬には1日中、太陽が昇らない極夜(11月下旬~1月下旬頃)など北極圏ならではの自然現象を体感できます。

北極圏にありながら、暖流の影響で比較的温暖なトロムソではオーロラ観賞も人気のひとつ!8月下旬から4月までオーロラ観賞のチャンスがあります!

トロンハイム ~TRONDHEIMI~

ノルウェー第3の町。かつてはノルウェーの首都として栄えたトロンハイムは1100年代には政治、文化の中心地として発展しました。

町は王宮近くにある広場を中心に広がっており、広場に南側にはノルウェー最大の中世の建造物・ニーダロス大聖堂があります。王宮から大聖堂まで尾通りにはお店やレストランが並び繁華街になっています。

ニーダロス大聖堂はトロンハイムの象徴とも言える建物で、約950年の歴史があります。ノルウェーで最大、北欧でも2番目に大きいバロック様式の大聖堂で、ニーダロス大聖堂の近くには中世に建てられた倉庫群や跳ね橋も残されています。町の規模はさほど大きくないため、1日あれば徒歩でも十分に散策ができます。