1. 海外旅行・ツアーTOP
  2. 旅コラムTOP
  3. 海外旅行おすすめ情報
  4. 現地の観光地でトラブルが発生したらどうするべきか

現地の観光地でトラブルが発生したらどうするべきか

 最終更新日  

海外旅行先で、現地発ツアーに参加する、ご自分で入場チケットを手配するなどして、観光地を見て回ることは海外旅行のメイン・イベントだと思います。しかし稀にですが、入場トラブルとなることがありますので、注意したいものです。

15名全員が入場拒否に遭う!懇願しても抗議しても結局入場できず

サグラダファミリア
南欧のとある有名都市。日本人にも「一生に一度は行ってみたい」として常に人気の超有名観光地に行った際、一緒に訪れた15名全員が建物の中に入場させてもらえないという、前代未聞のトラブルに遭いました。
チケットは、観光地の公式サイトから事前に購入し、印刷して持参したものです。私達の入場を拒否した入口の係員によると、団体はガイドさんを伴わなければ入場を許可できない、とのこと。
しかしここの公式予約サイトでは、団体向けのガイドさんには日本語を話せる人を選べないのです。仕方がないので5人分ずつ3回に分けて、日本語オーディオガイドを借りるプランで手配したチケットでした。頑固な係員は、何をどうお願いしても断固拒否します。

「数人ずつ時間差で入れば問題ないでしょう?」

「公式サイトで日本人ガイドが選択できないからこうした、それなのになぜ悪い?」

「日本からはるばる来たのに」

「みんな楽しみにしていたのに」

交渉はしてみたものの、結局入場はあきらめざるを得ませんでした。

オンライン事前手配は便利だけれど、問題もある

海外のオペラ
オンライン手配が便利になった昨今、個人で入場チケットの事前手配をして、印刷して現地に持参するタイプの観光地、ショー、コンサートはたくさんあります。
しかしその反面、私が経験したような正しいチケットを手配できているかどうかの問題がひとつ、もうひとつ、チケットを日本に忘れると入場できない問題もあります。前者は事前対策できませんが、後者は対策があります。現地でも再印刷できるようにデータを旅行に持参したり、世界どこからでもアクセスできるネット上にデータを保存しておいたりするのです。スマホで画面を見せればよいような場合も、スマホを忘れたり失くしたりすると同じトラブルになりますから、複数の方法で入場券を確保できるように備えたほうがよいと思います。
先にご紹介したような、入場拒否されたときには、どうしたらよいのでしょうか?
このときは15人が異なる考え方の参加者でしたから、「もっと交渉を粘るべき」という人、「さっさと別のことをしよう」という人、さまざまでした。

気持ちを切り替えて、別の観光地へ行くのが正解

買い物
私からは、「早めにあきらめ、気持ちを切り替えて、別のことをする」ことをお勧めしたいです。外国は日本と何もかもが異なるため、日本なら何とかなるかもしれないことも、外国では常にその国の決まりが優先されるため、外国人である私達に勝ち目はほとんどありません。30分でその場を離れて別のことを楽しむのと、3時間粘って結局ダメだったのとでは、海外旅行が終わったあとの満足度は大きく異なるでしょう。
このときは、15人もいる手前1時間ぐらいと少々長めに時間を費やしてしまいましたが、その後は「別の有名な建物観光に行く」「サッカー場を見に行く」「おみやげショッピングをする」と3つのグループに分かれ、全員がそちらで十分に楽しむことができました。
なお使えなかったチケットの代金は、帰国後に予約サイトに返金交渉をしたところ、あっさり全額返金されました。

自己手配よりも旅行会社のオプショナルツアーを使うことがおすすめ

今回は、希望に合う内容のオプショナルツアーがなかったため、自己手配を選択してこのような結果となりましたが、オプショナルツアーの範囲内で選ぶようにすれば、こういったトラブルは極力防ぐことができると思います。
お金は戻ったとしても、楽しみにしていた観光ができなかった精神的ショックは残ります。後に「でも楽しかったね」と振り返られるようにするためには、現地で素早く気持ちを切り替えて、別プランを進めることが大切だと思います。現地での貴重な時間を無駄にしないこと、この点を最優先に旅行を楽しむことをおすすめします。

 - 海外旅行おすすめ情報

最新情報や現地の写真をSNSで発信中!