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ヨーロッパへ海外旅行!おすすめプラン3選

 最終更新日  

ヨーロッパの街並み

海外旅行の訪問先として人気のヨーロッパ。ずっとあこがれていた場所なので、行くことが楽しみである一方、海外にはあまり慣れていないため、ちょっと不安を感じている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった方は観光付きのツアーに参加したり、比較的治安が良い国から旅行に出かけたりしてみるのも1つの手です。まずは旅に出てみることで、よりヨーロッパの魅力にはまってしまうかもしれません。
 

海外旅行でヨーロッパに行くならば、周遊旅行がおすすめ!

ほとんどの国が陸続きで、バスや電車などの交通網が発達しているだけでなく、お得なユーレイルパスやLCCもあるヨーロッパ。シェンゲン協定国は、パスポートのチェックも必要ないので、いくつかの都市や国を周遊する旅行に適しています。

ヨーロッパは日本から遠く離れているので、気軽にふらっと出かけるのが難しい部分もあります。せっかく出かけるならば、行きたい場所をまとめて訪れてみてはいかがでしょうか。
 

ヨーロッパを旅行するならば、こんなルートはいかが

ヨーロッパにはおすすめしたい観光スポットがたくさんありますが、今回は、海外旅行初心者でも行きやすい場所や日本人に人気の観光地を中心にプランを組んでみました。2019年限定や今の季節ならではの旬な場所も盛り込んでみましたので、ヨーロッパに行く際の参考にしてみてください。
 

世界遺産がいっぱい!海外旅行初心者でも行きやすいイタリア周遊

イタリア・フィレンツェの街並み

世界遺産の数が世界で最も多く、グルメや文化も楽しめるイタリアは、ヨーロッパの中でも特に人気が高い国の1つ。
イタリアは日本に比べるとスリが多いなど治安は悪いですが、北部は比較的治安が良いので、海外旅行に慣れていない方は、北部中心に旅することをおすすめします。

2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年に当たるため、ダ・ヴィンチ関連の施設をめぐるのも良いかもしれません。
 

ミラノ

ミラノといえば、ダ・ヴィンチ作の「最後の晩餐」が飾られた世界遺産・サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会ははずせません。1回に鑑賞できる人数が限られているため、予約はお早めに。

発明家としての一面を知ることができるレオナルド・ダ・ヴィンチ記念科学技術博物館、絵画「音楽家の肖像」が見られるアンブロジアーナ絵画館、ダ・ヴィンチが建築に参加したスフォルツェスコ城も、興味のある方は訪れてみてください。

ミラノのランドマーク・ドゥオーモやガラス張りのアーケードが特徴のヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリアは、ミラノで特に人気の観光スポットです。
 

ヴェネツィア

ヴェネツィアでは、軍事技術者として働いたダ・ヴィンチ。そのためか、ヴェネツィアにも、発明品のレプリカなどを展示するレオナルド・ダ・ヴィンチ博物館があります。

ヴェネツィアの一番の見どころは、サン・マルコ広場周辺の施設(サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、鐘楼)です。見学した後は、サン・マルコ広場のカフェで生演奏を聴きながら、のんびり過ごしてみるのも良いでしょう。

ゴンドラやヴァポレット(水上バス)に乗りながら風景を眺めると、ヴェネツィアに来た!という実感がひしひし湧いてくるはずです。
 

フィレンツェ

メディチ家のコレクションが集まるウフィツィ美術館には、ダ・ヴィンチ作「受胎告知」が展示されている他、ボッティチェリの「ビーナスの誕生」やミケランジェロやラファエロの作品なども見ることができます。

フィレンツェを訪れるならば、丸屋根が特徴のドゥオーモ、アルノ川に架かるヴェッキオ橋、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会付属の薬局なども、ぜひ訪れてみてください。

フィレンツェの郊外には、ダ・ヴィンチが生まれたヴィンチ村もあります。
 

【イタリア周遊】女子旅にもおすすめ♪ミラノ&ベネチアツアー

イタリア・ミラノの街並み
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レトロなのに実は最先端・2面性が味わえるバルト三国

バルト三国の街並み

1991年に旧ソ連(現在のロシア)から独立したバルト三国。北側から順番に、エストニア・ラトビア・リトアニアの3ヶ国からなります。

3ヶ国共、首都の旧市街が世界遺産に選ばれていて、数年に1回「歌と踊りの祭典」が開催される、という共通点を持っています。その一方、テレビ電話Skypeの発祥地として知られるエストニアをはじめとして、3ヶ国すべてがITに力を入れる先進的な面も。

バルト三国は、ヨーロッパの中でも日本人があまり行かないレアな観光地なので、行ったらお友達に自慢できるかも知れません。
 

タリン

エストニアの首都・タリンの中心地は、旧市庁舎に面したラエコヤ広場です。旧市庁舎の塔の上には、風見鶏のような「トーマスおじさん」が立っています。

他にも、タリンの町には、ちょっと面白いネーミングの建物や通りがいっぱい。トームペア城の塔「のっぽのヘルマン」や城の近くに建つ塔・キーク・イン・デ・キョク(「台所をのぞく塔」という意味のエストニア語)、「三人姉妹」という名のホテル、ピック・ヤルク(「長い足」)通りとリュヒケ・ヤルク(「短い足」)通り、など。

トームペア城が建つ丘の展望台からは、タリンの街を眼下に眺めることができますよ。
 

リガ

ラトビアの首都・リガは、かつて「バルトのパリ」と呼ばれていました。今でも新市街にはユーゲントシュティール(ドイツ語で「アールヌーヴォー」の意味)建築群が多く残り、その面影を味わうことができます。

旧市街の中心地である市庁舎広場には、未婚の商人たちの集会所であったブラックヘッドの会館が建っています。ステンドグラスが美しいリガ大聖堂は、バルト三国で最古かつ最大の建築の1つでした。

「猫の家」や「三人兄弟」など、リガにもタリンのようにユニークな名前の建物や通りがあるので、街を散策しながら発見してみてください。
リガからシャウレイに向かう時には、「バルトのヴェルサイユ」とも呼ばれる、バロック様式のルンダーレ宮殿に立ち寄るのも良いかもしれません。
 

シャウレイ

「十字架の丘」があることで知られている、リトアニア北部の町シャウレイ。5万もの十字架が埋め尽くされた風景には圧倒されます。十字架は、ロシアに反旗を翻して被害に遭った人々の遺族が追悼のために立てたのがはじまりで、今も増え続けています。
 

カウナス

第二次世界大戦中、ユダヤ人に命のビザを発行した、「日本のシンドラー」こと杉原千畝の記念館があります。
 

ヴィリニュス

リトアニアの首都・ヴィリニュスには、ヨーロッパで最大の旧市街があります。

バルト三国で唯一のカトリック国であるリトアニア。「夜明けの門」には奇跡を起こすといわれている聖母マリアのイコンが飾られています。ナポレオンをも魅了したゴシック建築の聖アンナ教会、2,000以上の漆喰彫刻に圧倒される聖ペテロ&パウロ教会など、魅力的な教会がいっぱいです。
 

【人気急上昇♪】バルト三国ツアー

リガの街並み
中世ヨーロッパを思わせる美しい景観のバルト三国。物価が安く治安もよいので、ひとり旅や女子旅にもぴったり!バルト三国の周遊はもちろん、北欧との周遊旅行を楽しむのもおすすめです。
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南ドイツを満喫!ライン川クルーズとロマンチック街道

ドイツの街並み

ヨーロッパの中では比較的治安が良く、時間も割と正確なドイツは、海外旅行初心者に向いています。このルートは日本からのツアーも開催されていますが、公共交通機関(電車やロマンチック街道バス(春から秋)など)もあるので、個人で行くことも可能です。

これからの時期はクリスマスマーケットも開催されるので、おみやげを探しに出かけるのも良いかもしれません。
 

フランクフルト

ハブ空港がある、ドイツの金融と商業の中心地・フランクフルト。近代的なビル群と古くからの街並みが共存しています。

見どころはゲーテハウスとゲーテ博物館、レーマー広場などです。マイン・タワーの屋上展望台(54階)からは、天気が良ければ街を一望することができますよ。階段状の破風が印象的な旧市庁舎があるレーマー広場では、11月下旬からクリスマスマーケットが開催されます。
 

ライン川クルーズ

マインツからケルンまでを結ぶ観光船ですが、人気なのはマインツからコブレンツ間です。ビンゲンからコブレンツ間は、「ライン渓谷中流上部」として世界遺産に登録されています。川の流れはゆるやかで、船もゆっくり進むため、古城などを眺めながら、のんびりしたひと時を過ごしてみてください。

ツアーの場合、時間短縮のためにリューデスハイムから乗船し、妖精伝説で知られるローレライを過ぎたザンクト・ゴアールで降りて、バスで戻るケースが多いです。

通常のルートは春から秋にかけての運行で、冬はボッパルドからザンクト・ゴアール間とザンクト・ゴアルスハウゼンからリューデスハイム間で運行します。
 

ハイデルベルク

古城街道の中心的な町で、ドイツ最古の大学都市です。丘の上に建つハイデルベルク城のテラスからは、ネッカー川や旧市街、「哲学者の道」のある対岸を一望できます。戯曲「アルト・ハイデルベルク」の舞台としても知られるハイデルベルクでは、複数の会場でクリスマスマーケットが開催される予定です。
 

ローテンブルク

ヴュルツブルクからフュッセンを結ぶ「ロマンチック街道」の中で、一番人気の町です。切妻屋根で壁の色がパステルカラーの家々が立ち並ぶ風景は、乙女心をくすぐります。

町の中心にあるマルクト広場の仕掛け時計を見たり、クリスマスグッズ専門ショップ・ケーテ・ウォルファルトでおみやげを買ったり、城壁の上を歩いたり、思い思いに過ごしてみてください。マルクト広場では、11月末からクリスマスマーケットが開かれます。
 

ミュンヘン

ビールが名物のミュンヘン。ビアホール「ホフブロイハウス」や秋に開催されるオクトーバーフェストで広く知られています。

美術館アルテ・ピナコテークやノイエ・ピナコテーク、ヴィッテルスバッハ家の夏の城・ニンフェンブルク城や居城であるレジデンツなども見どころです。

クリスマスマーケットは、新市庁舎前のマリエン広場で開催されます。
 

フュッセン

フュッセンの郊外ホーエンシュヴァンガウには、第4代バイエルン国王ルートヴィヒ2世が建てた「新白鳥城」ことノイシュヴァンシュタイン城があります。

同じくフュッセン郊外にあるヴィース教会は、世界遺産に選ばれている、ヨーロッパで最も美しいロココ調の教会です。涙を流す奇跡を起こした「鞭うたれるキリスト像」に出会うため、今も多くの巡礼者が訪れています。
 

まとめ

以上、ヨーロッパを旅行するのにおすすめの周遊プランを3つご紹介しました。

これからクリスマスにかけてのヨーロッパは、イルミネーションに彩られ、ひときわ美しさを増します。日が短くなり、寒さを増す時期でもありますが、夏の観光シーズンに比べて旅行費用も安く済み、観光客の数も減ってくる穴場の観光シーズンなので、このタイミングでヨーロッパに出かけてみるのも良いでしょう。

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