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海外旅行先で動物ウオッチングしよう!おすすめスポット5選

 最終更新日  

カンガルー

日本ではなかなか見られない野性動物と触れ合うために、海外旅行に出かけてみたい!と思われる動物好きの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、世界遺産のようなメジャーな場所から、知る人ぞ知る少しマイナーな場所まで、動物好きに人気の観光スポット5ヶ所の情報をご紹介します。

もし、気に入った場所が見つかったならば、動物ウオッチングをしに、思い切って遠出してみませんか。
 

カナダ・マドレーヌ島

マドレーヌ島は、小説「赤毛のアン」で知られるプリンスエドワード島の北に位置する島です。

マドレーヌ島を取り巻くセント・ローレンス湾には、2月下旬から3月中旬にかけて、何10万頭ものタテゴトアザラシ(ハープシール)が北極海からやってきて、流氷の上で出産や子育てをします。生後4~5日経ったタテゴトアザラシの赤ちゃんは、「ホワイトコート」と呼ばれる、ふわふわの白い体毛で覆われ、愛嬌たっぷり。大人になると、タテゴトのような形の黒っぽい柄になるため、この時期にしか、その姿を見ることができません。

自然の中で暮らすタテゴトアザラシの赤ちゃんを間近で見ることができるのは、世界でここだけだそうです。ホテル・シャトーマドリノが開催するツアーでは、マドレーヌ島からヘリコプターで、タテゴトアザラシのいる流氷の近くまで移動することができます。

赤ちゃんは人が近づいてもあまり怖がらないので、流氷に寝そべって、同じ目線で撮影することもできますよ。
 

フィリピン・ボホール島

ボホール島のターシャ

ボホール島には、絶滅の危機に瀕している世界最小のめがねざる・ターシャを見ることができる保護区があります。
ターシャは大きな目が特徴で、体長約10センチ、体重は約120gと、非常に小柄。夜行性なので、お昼に行くと目をつぶっていることも多いため、午前中か夕方に訪問することをおすすめします。

保護区周辺には約100頭のターシャが生息していますが、観察エリアにいるのは8頭だそう。ターシャはストレスに敏感なので、フラッシュ撮影は禁止されています。ターシャを見た後は、ターシャグッズをお土産に買って帰るのも良いでしょう。
 

好立地なリゾートに宿泊★ボホール島ツアー


アロナビーチ沿いの好立地にある「アロナキュー」に滞在するプランです。ターシャの見学ができるボホール島内観光ツアー付きのプランもあるので、お気軽にお問い合わせください!
<フィリピン担当>
>>ボホール島・アロナキュー宿泊プランを見る

 

エクアドル・ガラパゴス諸島

ガラパゴス諸島のゾウガメ

ガラパゴス諸島は、チャールズ・ダーウィンがビーグル号で訪れた後、「種の起源」を発表したことから世界的に知られるようになりました。1978年には、世界遺産の第1号に選ばれています。大陸から離れた離島であるため、哺乳類がほぼいない、独自の生態系が生まれました。

ガラパゴス諸島は123の島からなりますが、その中で観光できる主な島は13島です。

ガラパゴス諸島で最大の町・プエルト・アヨラがあるサンタ・クルス島には、ゾウガメの飼育を行うチャールズ・ダーウィン研究所があります。ハイランドにあるエル・チャト農場付近では、野生のゾウガメが見られることも。魚市場では、えさをねだる野生のアシカやペリカンに出会えますよ。
 

ガラパゴス諸島のアメリカグンカンドリ

ノースセイモア島には、赤いのど袋が特徴のアメリカグンカンドリや足が青いアオアシカツオドリの巣があります。

ウミイグアナ、リクイグアナに加え、そのハーフであるハイブリッドイグアナが見られるサウス・プラザ島、ガラパゴス諸島第2の町とアシカの営巣地・セロブルーホがあるサン・クリストバル島、アホウドリの棲むエスパニョーラ島、ペンギンが見られるイサベラ島やフェルナンディナ島など、他にも見どころはいっぱい。

各島への行き方としては、サンタ・クルス島やサン・クリストバル島のホテルを拠点として近くの島を巡る方法とクルーズ船でいろいろな島を巡る方法があります。
動物たちに触ることはできませんが、人を恐れない動物たちを間近で見られるのは、ガラパゴス諸島ならではの魅力です。
 

クルーズで島を散策★ガラパゴス諸島への旅


ガラパゴス諸島とエクアドルの首都・キトを観光できるプラン。ナチュラリストガイドが、大自然の宝庫・ガラパゴス諸島の魅力をたっぷりお伝えします!
<中米担当>
>>ガラパゴス諸島&キト観光ツアーを見る

 

カナダ・バンフ国立公園

バンフの野生動物

「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」として、世界遺産に選ばれているバンフ国立公園。グリズリーやエルク、ムース、ビッグホーン・シープ、マウンテン・ゴート、ミュールジカ、ビーバーなど多くの野生動物が生息しています。

野生動物はハイウェイ沿いなどで偶然発見できる可能性もありますが、夜行性の動物が多いため、ナイトツアーに参加すると、95%の確率で発見することができるそうです。

わたしがレイク・ルイーズの湖畔を訪れた時は、リスがすぐそばまで近づいてきました。

野生動物ではないですが、わたしはカナディアン・ロッキーで乗馬を初体験しました。馬が訓練されていたため、初めてでも安心して乗ることができ、楽しかったです。バンフ国立公園でも体験できますので、興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。
 

ゆったり1都市滞在★カナディアンロッキー・バンフツアー


バンフだけに滞在するプランなので、カナディアンロッキーの美しい大自然を存分に満喫することができます!オプショナルツアーもご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
<北米担当>
>>カナディアンロッキー・バンフだけに行くツアーを見る

 

オーストラリア・ケアンズ

コアラ

オーストラリアと言えば、コアラを抱っこできることで知られていますが、それが認められているのは、クイーンズランド州と西オーストラリア州、南オーストラリア州の一部施設だけです。
クイーンズランド州にあるケアンズ周辺には、コアラを抱っこできる施設が複数あります。

ケアンズから鉄道で約1時間45分の距離にあり、「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」として世界遺産に選ばれているキュランダ。こちらには、コアラ抱っこの他、放し飼いになっているカンガルーやワラビーに餌付けができるレインフォレステーション・ネイチャーパークやコアラ・ガーデンズがあります。

ケアンズ発の夜行性動物探検ツアーに参加すると、カモノハシやポッサム、木登りカンガルーなどにも出会うことができるかも。

ケアンズは世界遺産「グレート・バリア・リーフ」の拠点でもあるので、ダイビングやシュノーケリングなどをすれば、ナポレオンフィッシュやウミガメ、マンタなどにも出会えるかもしれません。
 

まとめ

以上、動物好きにおすすめの海外旅行先を5ヶ所ご紹介しました。
珍しい動物が見られるだけでなく、海外ならではの大自然を味わえるのも、今回ご紹介したスポットに共通している点です。

日頃出会うことができない動物たちや自然に癒されに、ぜひ気になった場所が見つかったら、出かけてみてくださいね。

 - カナダ・アメリカ, フィリピン, 南米

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